「熱心な時計好きのスタッフと会話を楽しみながら、一生モノの時計と出会って欲しい」　創業131年の老舗時計店「日新堂」が、これからを見据えて始めた新たな試みとは？

著者をフォロー
記事を保存

全ての画像を見る

関西エリアの一大拠点「日新堂大阪ヒルトンプラザ店」

「日新堂」のコンセプトを関西エリアで実現すべく2005年に誕生した大阪ヒルトンプラザ店は、いわゆる支店というよりも、銀座本店と双璧をなす存在。取り扱いブランドはパテックフィリップ、グラスヒュッテ・オリジナル、コルムで、それぞれ歴史的背景や個性の異なる、バラエティ豊かなラインナップだ。

日新堂大阪ヒルトンプラザ店。店内は明るく開放的でありながら、静かで落ち着いた雰囲気。厳選した3ブランドのコーナーを自由に回遊しながら、一生モノの時計選びが楽しめる。

日新堂大阪ヒルトンプラザ店。店内は明るく開放的でありながら、静かで落ち着いた雰囲気。厳選した3ブランドのコーナーを自由に回遊しながら、一生モノの時計選びが楽しめる。

「場所は高級ブティックが立ち並ぶ大阪ヒルトンプラザウエストの1階で、広々としたワンフロア構成のため気になるブランドを同時に比較できるのが魅力です」とショップマネージャーの勝田さん。

世界3大時計ブランドのひとつに数えられるパテックフィリップや、ドイツの老舗グラスヒュッテ・オリジナルに加え、個性派モデルが充実するコルムもとくに若い世代に好評だという。

<日新堂大阪ヒルトンプラザ店のおすすめモデル>

コルムゴールデンブリッジミス
「1980年に独立時計師、ヴィンセント・カラブレーゼによって製作された名作。香箱からテンプに至る基本輪列が6時位置から12時位置へとインラインで配置され、スケルトンの文字盤にまるで浮かび上がるかのように見える、独創的な時計です。湾曲したトノーシェイプのケースは装着性に優れ、腕の細い女性にもお薦めです」。506万円。

グラスヒュッテ・オリジナルパノリザーブ
「ドイツ時計産業の中心、グラスヒュッテを代表するブランドの定番モデル。同地伝統のアシンメトリー文字盤の1時位置にパワーリザーブ表示を配し、4時位置に視認性の高いパノラマデイトを搭載。堅牢な3/4プレートを採用した手巻き式Cal.65-01には壮麗な装飾仕上げが施され、シースルーバックから眺められます」。145万2000円。

この店のビジョンについて聞くと、「コーポレートカラーの制定やロゴの刷新など、お客様にとって明快なイメージの確立とともに、それに違わない、より満足度の高い接客を目指し目下スタッフ一同、邁進中です」と答えてくれた。

梅田周辺は近年再開発が進み、新たな人の流れや需要が生まれている。この店も、その潮流とともに進化し続けているのだ。

■日新堂大阪ヒルトンプラザ店
東京の銀座本店とは趣を異にするブランドラインナップとフロア構成で、“魅せる”。重厚な歴史を誇る日新堂の奥深い魅力を満喫できる、関西エリアの一大拠点！　大阪府大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザウエスト1F　Tel.06-6345-2211　営業時間11:00～20:00 元日休　https://www.nsdo.co.jp/shop/osaka/

次ページ　>　全国で一生モノの時計と出会える「日新堂」