これがほぼ最終モデルか!?　2025年にEV専用ブランドになるジャガーがFペイスの2025年モデルを発表

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ジャガーのDセグメント・サイズSUV、「Fペイス」の2025年モデルを発表し、その受注を開始した。

最速最強モデルの出力をアップ

2025年モデルで一番大きな変更を受けたのは、「SVR575エディション」という新グレードになった最速最強モデルの「SVR」。スーパーチャージャー付の5.0リッターV8エンジンの出力を550psから575psへと向上させるとともに、固定式のガラスを用いたパノラミック・ルーフやヘッドアップ・ディスプレイ、プライバシー・ガラス、リア・シート・リモートリリースレバーといった快適装備を標準化した。そのほかのグレードについては電源ソケットを追加する程度の改良に留まる。

4機種6グレードを用意

ラインナップはSVR575エディションのほか、204psでマイルド・ハイブリッド機能を備えた2.0リッター直4ディーゼル・ターボの「D200」、250psの2.0直4ガソリン・ターボを積む「P250」、2.0リッター直4ガソリン・ターボ＋モーターのプラグイン・ハイブリッド（PHEV）でシステム総合出力404psの「P400e」の4機種6グレード。いずれのパワートレインも8段AT＋4WDとなる。

ジャガーは2025年から電気自動車＝バッテリーEV（BEV）専用ブランドになることを公言しているおり、XEやXFのセダン系およびFタイプの日本での受注はすでに終了している。今回の発表では、Fペイスの生産終了については言及されていないものの、購入を検討しているなら急いだ方がいいかもしれない。

価格は927万～1612万円。