2024.03.25

CARS

ポルシェ・タイカンの最速最強モデル、ターボGTがニュルブルクリンクとラグナセカで最速タイムを更新

先日ポルシェ初の量産電気自動車=バッテリーEV(BEV)である「タイカン」追加された「ターボGTヴァイザッハ・パッケージ」がニュルブルクリンクをはじめとするサーキットでBEV最速タイプを叩き出している。

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後席まで取り払う

ターボGTヴァイザッハ・パッケージは、タイカンの最速最強モデルである「ターボGT」をベースにサーキット走行でのパフォーマンスに主眼を置いて開発されたモデル。最大1108ps(815kW)/1340Nmのシステム総合出力はそのままに、リア・エンドにカーボン織仕上げの固定式リア・ウイングを備えるとともに、パワーウェイトレシオをさらに向上させるために後席まで取り払われている。



7分07秒55

そんなヴァイザッハ・パッケージが、世界の名だたるブランドが最速ラップタイムを競うニュルブルクリンク北コースで叩き出したタイムは7分07秒55。市販前提の試作車ながら現在市販されているBEV最速で、BEVだけでなくl内燃機関を含むすべてのパワートレインにおける市販の4ドア車で最も速いモデルとなる。

また2024年2月23日には、落差の大きい「コークスクリュー」と呼ばれるコーナーでお馴染みのカリフォルニア州の「ウェザーテック・レースウェイ・ラグナセカ」で、ポルシェの開発ドライバーであるラース・ケルン氏が1分27秒87というラップタイムを記録。これも公道走行可能なBEVの中でトップタイムになるそうだ。



ポテンシャルの高さを示せた

この記録についてモデル責任者であるケビン・ギーク氏はこう語った。

「ラグナセカとノルドシュライフェでの2つの記録は、タイカンのサーキットにおけるポテンシャルの高さを示しています。サーキットで実力を証明するには、単にパワーがあればいいというものではありません。加速とブレーキング、コーナリング時のグリップ、エアロダイナミクス、安定性、ファインチューニングの総合的なパッケージが適切でなければなりません。とくに、タイカン・ターボGTとタイカン・ターボGTヴァイザッハ・パッケージでは、当社のエンジニアが見事な方法でこれを達成しました。彼らはすでに、最近アップグレードされた既存のタイカン・モデルで素晴らしい仕事をしています。しかしポルシェの新しいGTモデルはドライビング・ダイナミクスの基準をさらに高く引き上げていることは明らかです」



走るのが本当に楽しい

また、ステアリングを握った開発ドライバーのケルン氏はラグナセカでタイムアタックに以下のようにコメントしている。

「ラグナセカのコースは、タイカン・ターボGTを限界まで追いつめます。違いを生むのは総合的なパッケージです。タイカン・ターボGTヴァイザッハ・パッケージは、ほぼすべての指標で新たな基準を打ち立てています。加速とブレーキ、直感的に使用できるアタックモード、最大のトラクションとパフォーマンスを発揮するように設計されたパワートレインなどです。コーナリング時のグリップレベルも素晴らしくコントロール性とフットワークの軽さは信じられないほどです。タイヤはとてもよく機能しているし、どのような走行条件でも適切なバランスを保ちます。ラグナセカの起伏に富んだコースをこのクルマで走るのは本当に楽しいです」



文=塚田勝弘

(ENGINE WEBオリジナル)

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