2024.04.11

CARS

アウディA3がマイナーチェンジ インフォテインメントをはじめ、得意な先進技術にさらなる磨きを掛ける

アウディは、Cセグメントのハッチバックとセダンを持つ「A3」のマイナーチェンジを発表した。内外装のリフレッシュだけでなく、最新のインフォテイメント・システムを搭載したのがトピックスだ。

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ダイナミックな仕立てに変身

写真からも分かるように、外観はよりダイナミックな仕立てに変身した。新設計のフレームレスの六角形シングルフレーム・グリルはフラットでワイドな形状に変更された。このフレームレス・グリルと大型サイド・エアインテークがより印象的なフロント・マスクを構築している。



ワイド&ローを強調

さらに、左右のインテークとつながっているフロント・スポイラーがワイド&ローを強調。フロントと同様、リアまわりも新しいバンパーと特徴的なディフューザーがスポーティなキャラクターを演出している。「RS」モデルから部分的なインスピレーションを得たという先進的なデザイン要素は、オプションの「S lineエクステリア」と組み合わせることで、さらにスポーティさが増すことになる。

また、表情豊かなメタリック・カラーの「ディストリクトグリーン」、「アスカリブルー」、「プログレッシブレッド」を選択すると、よりダイナミックな雰囲気を享受できるという。



最先端のヘッドライト

アウディといえば、世界最先端のヘッドライト技術を多くのモデルに注ぎ込んできた。マイナーチェンジ版のA3も例に漏れず、デジタル・デイタイムランニング・ライトシグネチャーを採用した。こちらはインフォテイメント・システムの「MMI」を介して最大4種類の異なるライトシグネチャーから選択できる。

デジタル・デイタイムランニング・ライトは、LEDとマトリクスLEDヘッドライトのハウジング上端に3列に設置された24個のピクセル・エレメントにより表現され、くさび形のフラットなフォルムとワイドなライトグラフィックにより、よりスポーティになったA3のキャラクターを際立たせている。



アウディらしい上質感

一方のインテリアは、より先進的でアウディらしく上質感にも磨きがかけられた。外面をクロームで仕上げられた新しいブレード・デザインにより、オプションになる「クライメートコントロール・パッケージ」のエア・ベントがより薄く見え、コックピットの幅を強調。さらに、センターコンソールのデザインとフィニッシュが新しくなったほか、ドア・ハンドルにも新しい仕上げになっている。

装備では、「マルチファンクションプラス」を備えた3本スポークのレザー・ステアリング・ホイールのほか、エアコン、「アンビエントライト・パッケージ」、フロント・センターアームレストが標準装備された。 

センターコンソールには、カップホルダーに加え、長さと角度を調整できるアームレストを標準装備。「Sトロニック」の機能を容易にコントロールできるコンパクトなシフト・セレクターも新設計だ。このシフト・セレクターは、よりフラットなデザインになり、センターコンソールにシームレスに溶け込んでいて、先進的で内装の上質感にも寄与している。



照明も充実

ドアとフットレストのインテリア・ライトも注目ポイントだ。追加される照明とスイッチパネル、ドア・シルの輪郭を浮かび上がらせるコンツァー・ライトはオプションで選択可能。センターコンソール周囲にもコンツァー・ライトが設置され、標準装備のカップホルダーは照明付きになる。

さらに、フロント・ドアの内側にバックライトが装着されたことで、室内照明の演出がアップデートされた。バックライトのために、ファブリック・パネルにレーザーカットが300回施されたそうで、ドアパネル内の光源によって、5つのセグメントが照らされる。それぞれサイズが異なるため、ダイナミックな光の流れを生み出すことが可能だ。このライトは、車両のロック、アンロック時にも点灯する。また、照明付きファブリック・パネルは、「MMI」を使い30色から選択できるため、ニーズや気分に応じたカスタマイズが可能になっている。

そのほか、音質面では、新しい「Sonosサウンドシステム」の大型スピーカーがドア下部に配置され、3Dサウンドによる臨場感あふれる音響を享受できるという。



数多くの機能とサービスを提供

注目ポイントのコネクティビティは、数多くのコネクテッドサービス、オンデマンド機能、アプリストアによりデジタル化され、高度化されたのが特徴だ。DAB(Digital Audio Broadcast)+デジタル・ラジオ、10.1インチ・タッチディスプレイ、「アウディ・バーチャルコックピット」、ワイヤレス充電機能を備えたスマートフォン・トレイなどを標準装備する。フロントのセンターコンソールに設置された2つのUSB-C充電ポートに加えて、リアにも2つの同ポートを標準化する。 

また、オプションでは、「MMIナビゲーションプラス」、「Audi connect」のフルサービス、MMIを介して幅広いアプリから選択できるアプリストアへのアクセスも用意される。アプリストアにより、車両内のデータリンクを介して人気のサードパーティ・アプリをインストールして、「MMIタッチディスプレイ」で直感的に操作することができるという。 

選択したアプリは、ユーザーのスマホを経由することなく、車両のインフォテインメント・システムに直接インストールされる。さらに、ボイスコマンドを介してアプリを操作することも可能。音楽のストリーミング再生やスマートホームデバイスの操作にも使用できる「Amazon Alexa」にも対応している。 

オンデマンド機能により、高い柔軟性、拡張性を備えたのも新型の見どころだ。車両購入後でも「myAudi」アプリを介し、最大5つのインフォテインメント、快適機能をオンラインで追加することが可能だ。「Audi connect」サービスを含む「MMIナビゲーションプラス」にも対応している。さらに、「Apple CarPlay」もしくは「Android Auto」を介し、iOS、Androidスマートフォンを「MMI」に統合するスマートフォンインターフェイスを追加、アップグレードすることが可能になった。



高速走行時のレーンチェンジも可能

そのほか、先進安全装備の「アダプティブクルーズ・アシスト」(ACC)やハイビームアシストに加え、2ゾーン・フルオートエアコンを備えた標準エアコンディショナー・システムを拡張する機能も用意されている。すべての機能は、ユーザーニーズに応じて、1か月間、6か月間、1年間、3年間、あるいは期間の制限なく使用できる。たとえば、ロングドライブの際は長距離の高速道路をリラックスして移動し、不慣れな地域でも正確なルート案内を受けるために、ナビやACCを追加することが可能だという。 
 
先述の「アダプティブクルーズ・アシスト」は、前後方向、横方向のコントロールをサポートする機能。210km/hまでの速度域において加速、ブレーキ、ステアリング操作を受け持ち、高速道路で90km/hを超える速度での車線変更も支援する。このシステムは「MMI」経由で、後方のレーダーからデータ受け取り、ヘッドアップディスプレイなどに表示される白い矢印により、車線変更が可能か、可能な場合は、左右どちらの方向に変更できるか示される。ウインカーを操作して車線変更を開始すると、システムはドライバーのステアリング操作を積極的に支援し、安全性、快適性の向上に貢献する。

また、街中では「パークアシスト・プラス」付き「パークアシスト」により、駐車と駐車スペースからの後退をサポートするほか、車線変更警告、ドアを開けようとした際に接近車両や自転車などを知らせる「エグジット・ワーニング」がドライバーと乗員をサポートする。「リア・クロストラフィック・アシスト」も用意され、リア・レーダーを使って車両後方および側方を監視し、安全性と快適性をさらに引き上げる。 

インフォテイメント・システムを中心に大がかりな改良が施されたA3。ヨーロッパには、1.5リッター・ガソリン・エンジンを積む「35 TFSI」を用意。最高出力は150psで、デュアルクラッチ式7段自動MTのSトロニックとマイルド・ハイブリッドテクノロジーが組み合わされている。さらに、欧州には6段MTも設定される予定だ。その後、第2四半期には、A3スポーツバックとA3セダンのガソリン、ディーゼル・バージョンが導入され、今年の年末にはプラグイン・ハイブリッドも追加される予定になっている。なお、現時点では、日本導入への時期は明らかにされていない。



文=塚田勝弘

(ENGINE WEBオリジナル)

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