2024.06.08

CARS

これで520万円は安すぎる! 話題のランドクルーザー250で道なき道を試乗 思わず欲しくなった!!

トヨタ・ランドクルーザー250VXガソリン(ZX)にオフロード・コースで試乗

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2023年8月に世界初公開されたランドクルーザー250に乗れる日がやってきた。プラドの後継車で、「70」と「300」の間を埋める第三のランドクルーザーは、得意とする過酷を極める悪路でどのような走りをみせてくれたか。モータージャーナリストの高平高輝がリポートする。

やはりランクルは間違いなし!

何かと話題のランドクルーザー250にようやく試乗することができた。といっても、豊田市の「さなげアドベンチャーフィールド」のオフロードコースのみだが、深く轍が掘れた森の中の急坂から大きな岩だらけのセクションまで、先代モデルに当たるプラドや復活した新型70などと直接比較しながらの試乗は貴重な体験だった。一日中ローレンジで這いまわった結果、やはりランクルは間違いないとしみじみ感じ入った。



1951年のトヨタBJ型ジープを起源とするランドクルーザーは、70年以上にわたって作り続けられてきたトヨタの代表車種である。途中で豪華な旗艦ワゴン(現在の300シリーズ)とヘビー・デューティな70シリーズに枝分かれし、さらに85年に別建てとなった70系ワゴンから進化して90年に名称変更されたのがライト・デューティと位置づけられるランドクルーザー・プラド・シリーズだ。250はこのプラドの後継に当たるが、原点回帰をキーワードにランドクルーザー3車種の立ち位置を明確にすべく開発したという。ランドクルーザー一族はこれまでに世界170か国に導入され、累計台数は1151万台を超えるという。世界中でトヨタの評判を築き上げたのは間違いなくランクルである。

低いカウルラインと直立したAピラー、シンプルな水平基調のダッシュボードなど、ランクルの筋はビシッと通っている。

250に用意されるパワートレインは2.8リッター直4ディーゼル・ターボ(8段AT)と2.7リッター直4ガソリン(6段AT)の2種類、グレードは前者がZX、VX、GX(これのみ5人乗りでほかは7人乗り)、後者はVXのみだが、オフロードコースで試乗できた250はディーゼル・ターボのZXと同じくZXのファーストエディションのみ。このファーストエディションは丸目グリルをはじめとした特別装備を持つ限定車だが(ディーゼルのZX&VX、ガソリンVXを合わせて限定8000台)、ちょっとレトロな丸目ライトはVXにオプション設定されている。



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