2024.06.15

CARS

SUVらしさをアップ 日産ノート・オーテック・クロスオーバーがマイナーチェンジ

BセグメントのハッチバックをベースにSUV仕立てにしたモデルは、かつての「フォルクスワーゲン・クロス・ポロ」や「トヨタ・アクア・クロスオーバー」をはじめ、現行モデルでは「ホンダ・フィット・クロスター」といった、多くのモデルがリリースされてきた。

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プレミアム・スポーティとSUVを融合

日産モータースポーツ&カスタマイズが手がける「日産ノート・オーテック・クロスオーバー」もその1台。オーテック・ブランドが掲げる「プレミアム・スポーティ」とSUVの機能性やスタイリングを融合させたSUVスタイルを持つスモール・ハッチバックだ。2021年10月にデビューし、今回2024年5月末にマイナーチェンジが行われた。



車高の高さを活かす

オーテックらしく、スポーティかつ高級感のあるスタイリングが美点。最低地上高はベース車よりも25mm高い160mm(4WDは165mm)が確保されており、雪上やラフロードなどでも安心して走破できる。さらに、モーター駆動は雪道でも発進しやすいという利点もある。4WDを選択すれば生活四駆としては十分な走破性が得られる。また、視界の高さによる取り回しの良さも魅力。全高が機械式立体駐車場にも入庫できる1550mmに収まっている点もメリットである。



エクステリアを刷新

今回のマイナーチェンジでは、こうした走りや取り回しのしやすさなどはそのままに、エクステリアを刷新。フロント、リアともに新たに専用デザインのプロテクターが装着され、ブラックのサイドシル・プロテクター。ホイールアーチ・ガーニッシュと組み合わされた。加えて、ルーフモールがシルバーになったことでSUVらしさが強調されている。

また、専用シグネチャーLEDには「航跡波」をモチーフとした模様が新たに採り入れられた。これは、オーテック・ブランド発祥の地である神奈川の湘南や茅ヶ崎の海にインスパイアされたデザイン。海を進むボートの後方に生じる波のパターンがイメージされ、今後はオーテックの次世代デザインとして、ほかのモデルでも採用するという。

インテリアでは、先にマイナーチェンジが行われたベース車と同様に、助手席側にあるグローブボックスの容量が拡大。収納スペースを上下2段に仕切ることで、利便性を向上が図られている。



新しいボディ・カラーを設定

ボディ・カラーでは専用カラーの「サンライズカッパー」に、「スーパーブラック」のルーフが組み合わされた2トーンカラーを用意。ベース車のマイナーチェンジで新設定された「ターコイズ」を含む、全8色展開となっている。

価格は2WDの「X」が275万6600円、「X FOUR」が306万3500円。今回のマイナーチェンジにより、2WDは13万900円、4WDは48万2900円の価格アップとなっている。発売は9月。



文=塚田勝弘

(ENGINE WEBオリジナル)

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