2024.08.08

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オリスの太陽の光と海を表現したグラデーション文字盤のダイバーズ サンゴを育てる活動支援モデルで腕元から地球に貢献!

身に着ける場所やライフスタイル、好みに合わせて、選択肢の幅がますます広がる腕時計の世界。そんな時計、新時代をリードするトップランナーたちに着目しました。エンジン時計委員会メンバーの時計愛溢れるコメントからは、それぞれの魅力がたっぷり伝わってきて、手に入れたくなること間違いなし。『夏の時計大特集』をどうぞお楽しみください。

“サンゴ礁復元支援活動”のトップランナー オリス
最新型ダイバーズウォッチを、グレートバリアリーフを想起させる専用の文字盤とディテールでドレスアップ。非営利財団の、生態系保全活動を支援する。

エンジン時計委員 柴田 充、細田雄人、数藤 健の推し! 

グレートバリアリーフ リミテッドエディションIV
深刻なサンゴの白化問題に取り組むオーストラリアの非営利団体「サンゴ礁復元財団」の活動を支援する限定モデルの第4弾。ベースになったのはタフで高性能の新型「アクイス デイト キャリバー 400」。グレートバリアリーフを上空から見下ろしたターコイズブルーと海に注ぐ太陽光を表現した美しいグラデーションダイアルも限定モデルの特別仕様だ。自動巻き。120時間(5日間)パワーリザーブ。ステンレススティール、ケース直径43.5mm、30気圧防水。世界2000本限定。66万円。

『諦めず希望を持ち続けたい』 柴田 充(時計ライター)
水中写真家の中村征夫氏の写真展『海中顔面大博覧会』を見た。1987年に発表され木村伊兵衛賞を受賞した写真集『海中顔面博覧会』以降、30年以上撮り続けてきた力作の展示だ。海の生物たちのユーモラスで美しい姿は変わらないが、グレートバリアリーフのサンゴ礁の変化は歴然なのだろう。オリスは2018年からその調査保全活動を支援。今回4作目になる限定モデルは、濃紺から淡いブルーのグラデーションの文字盤が深度によって変わる海の世界を表現する。諦めず、希望を持ち続けること──。かつてヘドロの東京湾で逞しい生命力に出会い、鼓舞された写真家の思いにも通じる。

『サンゴ礁保全の一助に』 細田雄人(「クロノス日本版」編集部員)
長年にわたり自然保護活動に力を注いできたオリス。同社最新の取り組みが、グレートバリアリーフの復元活動支援だ。この手の時計は売り上げの一部が活動の財源になるわけだから、限定本数をしっかり売り切らないといけない。果たして、このダイバーズウォッチもオーストラリアが誇る世界最大のサンゴ礁保全の一助になるであろう十分な魅力を文字盤に盛り込んだ。それがラッカーによるグラデーション。12時側を頂点に6時位置側へエメラルドブルーが濃くなっていく様は、まさに澄んだ水とサンゴ礁が作り上げる白い砂が生み出す世界屈指のダイビングスポットを想起させる。

『“より良い変化”をもたらす』 数藤 健(本誌・編集記者)
オリスの看板モデル「アクイスデイト」は今年、ケース、ベゼル、文字盤などのデザインをアップデート。ブレスレットは同社特許のクイックストラップチェンジ機構に加え、クイックアジャスト機構を装備した。使い勝手良くコストパフォーマンスの高いツールウォッチとして存在感と魅力を増している。アクイスでは、リサイクルPETを文字盤に使用した同じ表情のものは二つとない「アップサイクル」が有名だが、こちらはサンゴ礁の復元を支援する活動に共鳴した限定モデルの最新作。同社が継続して力を入れている「より良い変化をもたらす活動」のもう一つの象徴だ。腕元にもより良い変化を!

写真=宇田川 淳

問い合わせ=オリスジャパン Tel.03-6260-6876

(ENGINE2024年9・10月号)

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