2024.10.22

CARS

初登場でいきなり13位にランクイン! 新型ミニ・クーパー 自動車評論家44人が選んだ「2024年 身銭買いしたいクルマのランキング!」

13位はイギリスのこのコンパクトカー!

全ての画像を見る
雑誌『エンジン』の大人気名物企画、「エンジン・ホット100ニューカー・ランキングス」。「いい・悪い」ではなく、「身銭を切ってでも欲しいかどうか」、「そのクルマにどれだけ大きな愛情を注げるか」に加えて、今年はオリンピックイヤーにちなんで「時代のトップランナー」も選考テーマとした。44名のホット100選考委員のジャーナリストと編集部員、そして今年もEPC(エンジン・プレミアム・クラブ)会員が加わって、2024年の今だからこそ買いたいと考える20台にポイントをつけて投票し、新車で買える注目の100台を選んだ。まずは2024年版のホット100に選ばれた上位20台をカウントダウン形式で発表する。13位にランクインしたのはイギリスのこのクルマだ!

advertisement


第13位! ミニ・クーパー(EV含む)*新型 142pt

4代目となったMINIの3ドアのEV版「COOPER SE」にバルセロナ近郊で乗った。

歴代MINIの長所だった機敏なハンドリングに加えて、EVとなったことで重量物のバッテリーを床下に置き重心が下がって安定し、とても上質な乗り心地も実現している。



滑らかで静かな加減速はEVだから当然のこととして、前後左右への姿勢変化が少なく、ボディサイズから想像できない重厚ささえ備えているのには驚かされる。

常套句として使われてきた“ゴーカート・フィーリング”は、“EVカート・フィーリング”と大幅に上書きされた。

同様に試乗した大谷達也も、「洗練されたシャシーと活気溢れる電動パワートレインでミニの“ゴーカート・フィーリング”を現代流に再解釈」と、ほぼ同じことを述べている。

非常に優秀な最新BMWの運転支援システムが装備されていることも新型MINIのもうひとつの魅力で、吉田由美の「MINIらしいレトロなデザインを継承しつつ、最新のデジタル・インストルメント・パネルなどを搭載し、個性とモダンさを融合した期待を裏切らない一台」という「モダンさ」には運転支援システムも含まれるのだろう。

「“EXPERIENCES”という新たなモード選択」(九島辰也)や「有機ELの9.45インチ円形タッチディスプレイの使い勝手が面白い。ナビ操作はもちろん温度調節までコチラ!」(小沢コージ)なども他車に見られない新しいユーザー・インターフェイスだ。

MINIは我が道を進み始めている。

文=金子浩久

ミニ・クーパー(EV含む)*新型
全長×全幅×全高=3858×1756×1460mm。ホイールベース=2526mm。車両重量=1605kg。フロントモーターは最高出力160kW/7000rpmと最大トルク330Nmを発生、前輪を駆動する。531万円。

ミニ・クーパー(EV含む)*新型には、この10人のジャーナリストが投票した!
142pt/金子20pt+小沢19pt+九島18pt+桐畑18pt+吉田18pt+松田15pt+竹岡13pt+生方11pt+大谷6pt+塩見4pt

ミニに投票した上位5名のジャーナリストの「マイホット20」はこちらでチェック!
◆3位BYD、2位ランクル、そして1位は? モータージャーナリスト、金子浩久の「いま身銭を切ってでも欲しいクルマ20台」のランキング 第1位はイギリスのあの名車の新型
◆モータージャーナリスト、小沢コージが「年収800万円しばりで選んだクルマ20台」のランキング 上位を独占したのはあのクルマ
◆消滅するモデルが気になる! モータージャーナリスト、九島辰也が選んだ「いま身銭を切ってでも欲しいクルマ20台」のランキング 1位はイタリアのあのスポーツカー
◆モータージャーナリスト、桐畑恒治がが選んだ「いま身銭を切ってでも欲しいクルマ20台」のランキング 5位にジープ・ラングラーがランクイン! 1位はあのスポーツカー
◆私のマイブームはこれ! モータージャーナリスト、吉田由美の「いま身銭を切ってでも欲しいクルマ20台」のランキング 第1位はイタリアのコンパクトなあのクルマ

(ENGINE2024年9・10月号)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement

advertisement

PICK UP

advertisement