2024.09.16

CARS

スバル・インプレッサが一部改良 シックな外装と装備を充実させた特別仕様車も登場

現行型からハッチバックのみになった「スバル・インプレッサ」が2024年9月13日に一部改良を実施した。

走りの良さと安全性の高さが美点

6代目インプレッサは、スバルらしい走りの良さと安全性の高さが美点。安全面では、自動車アセスメントの「JNCAP」で2023年度の衝突安全性能と予防安全性能の総合評価で最高得点を獲得し、「自動車安全性能2023ファイブスター大賞」を受賞している。



商品力をアップ

いわゆる「アプライドB」型になる今回の一部改良は、インフォテインメント・システムの使い勝手の向上、コネクティッド・サービスの機能追加のほか、各グレードの装備が見直され、メーカーオプションで装着率が高いアイテムを一部標準装備化することで、商品力をより高めた。ちなみにアプライドとは、スバルが一部変更モデルを区別するための識別名で、デビュー・モデルがA。つまり、Bは一度の改良が行われた2モデル目ということになる。

変更点は、今回同時に一部改良を受けた「クロストレック」と同様に、11.6インチのインフォメーションディスプレイ内に備わる、「AVH」(オートビークルホールド)」のスイッチをホームボタン・エリアに配置することで使い勝手を向上。また、「スバル・スカイリンク」に、リモート・エアコンを採用するとともに、マイカー検索にハザード点滅機能を追加し、利便性を引き上げた。



新色を追加

また、オーディオ・レス車の内外装の質感をアップ。新たに、シルバー加飾付き本革巻シフト・レバー、ピアノブラック調シフト・パネル、シルバーステッチ・シフト・ブーツ、本革巻ステアリング・ホイールが採用された。外観では、艶黒塗装ドア・ミラーが用意され、見た目のクオリティアップが盛り込まれている。

ボディ・カラーは、クロストレックにも新設定された「デイブレイクブルー・パール」がインプレッサにも追加され、「クリスタルブラック・シリカ」や「サファイアブルー・パール」など全9色から選択できるようになった。



自慢の安全性も向上

さらに、改良と同時に2.0リッター・モデルに安全装備と上質さを高めた特別仕様車「ST Smart Edition」(スマート・エディション)も設定した。

エクステリアは、ダークメタリック塗装の17インチ・アルミホイール(、コーナリング・ライト&ステアリング連動ヘッドライト、メモリー&オート格納機能付きリバース連動ドア・ミラー、LEDフロント¥フォグランプ、サイドシル・スポイラーを装着することえ、スポーティな意匠に仕立てられている。

インテリアには、アルミパッド付ぉスポーツ・ペダル 、運転席10ウェイ&助手席8ウェイ・パワーシート、自動防眩ルームミラーが用意され、質感と操作性を向上。さらに、緊急時プリクラッシュ・ステアリング、「スバル・リヤビークル・ディテクション」(後側方營戒支援システム)、エマージェンシー・レーンキープ・アシストが標準化され、先進安全装備が強化されている。

価格は、2.0リッターの「ST」の前輪駆動(FWD)が264万0000円、4WDが287万1000円。特別仕様車のSTスマート・エディションのFWDが295万3500円、4WDが316万8000円。2.0リッター・ガソリンとモーターを組み合わせるマイルド・ハイブリッドの「e- BOXER」は、「ST-G」のFWDが287万6500円、4WDが310万7500円。「ST-H」のFWDが315万7000円、4WDが337万1500円となっている。



文=塚田勝弘

(ENGINE WEBオリジナル)

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