2024.11.22

CARS

娘のファースト・カーに「用もないのに乗っちゃう」父親の気持ちに思わずほっこり 初代ルノー・カングーと3代目フィアット500に乗るオーナー親子のMT車愛とは?

初代ルノー・カングーと3代目フィアット500に乗る青木さん親子。

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運転の楽しさを知るには、免許を取って最初に乗る1台がとても重要。そのことをよく知っていた青木 薫さんが、娘の百圭さんに、と選んだのは……

親子で2台持ち

濃いめのグレーと緑、と単純にひとことではいえない、絶妙な色合いのフィアット500とルノー・カングーが、待ち合わせた駐車場に連なってやってきた。降りてきたドライバーの装いは、そんな2台の雰囲気にぴたりと合っている。身につけているもののセンスがとてもいい。夫婦で2台持ち、のようにも見えるが、実は親子で2台持ち、である。


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お父さんのほうの、カングーに乗る青木 薫さんがいちばん最初に自分で買ったのは、2代目のフィアット500だった。「映画“グラン・ブルー”を見て、いいなと思って」とすぐに購入。劇中でジャン・レノ演ずる主人公のライバル、エンゾの愛車だ。この500の次に「友人が乗っていた405が格好良くて」と手に入れたのがプジョー205。とにかくプリミティブで、運転のいわば原点を味わえる500と、前輪駆動車とは思えないほどの小気味よさが光る205。運転の楽しさを学ぶのに、こんな素晴らしい教材はなかった。この2台で彼は味をしめた。

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