高級感を醸し出すブラウンの内装を持つジープ・コマンダーの特別仕様車、オーバーランダーが登場

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初代「ジープ・コマンダー」は「グランドチェロキー」をベースにしたジープ初の3列シートSUVとして2005年にデビュー。一旦、流れは途絶えたものの、2021年に「コンパス」をベースにした3列シートSUVとして復活。2022年10月から日本での販売が開始されている。

100台限定販売

そんな2代目コマンダーに、100台限定となる特別仕様車「コマンダー・オーバーランド」が設定された。

エンペラドール・ブラウンのスウェード素材

ベース・モデルはカタログモデルの「リミテッド」。見どころは、特別仕様になるエンペラドール・ブラウンのスウェード素材を用いたインテリア。エンペラドール・ブラウンのプレミアム・レザーシート、「OVERLAND」刺繍入りフロントシートのほか、インパネ下部にもエンペラドール・ブラウンのスウェード素材が配されている。このように、シート表皮をはじめスウェード素材を随所に用いることで高級感を醸し出している。

また、人気オプションである「デュアル・ペイン・パノラミック・サンルーフ」を特別装着。前席だけでなく後席からも空を望める2枚の大型ガラス・パネルで構成されていて、フロントのパネルは開閉機能が備わり、後方へスライドさせ開くことで、フロントから外気を取り込むことができる。

クロームを用いた華やかなエクステリア

エクステリアは、グロスブラック塗装のシャークフィン・アンテナや、グロスブラック・アクセント付きのクローム・フロント・グリル、ボディ同色のフロントとリア・フェイシア、ホイールフレア、シルモールディング、「OVERLAND」バッジ、ダイヤモンドカット加工が施されたグラナイト・クリスタル・アクセント入りの18インチアルミホイールが装着されている。

ボディ・カラーは2024年5月に初めて導入されたオーバーランダーは「パールホワイト・トライコート」と「ブリリアントブラッククリスタル・パールコート」の2色展開だったが、今回は「グレーマグネシオ・メタリック」の1色のみとなっている。

価格は634万円。上級の充実装備やトリム類、などを備えながらベース車のリミテッドに対し、25万円高に抑えられている。発売は2024年12月7日。