2025.03.11

LIFESTYLE

フード・ライター小松めぐみが見つけた注目のお店「麻布台 粋 稲葉」 予約なしでも気軽に立ち寄れる雰囲気がいい!

春の「八寸」(4180円)の一例。左から、花山葵のお浸し、梅人参、にしん、京菜花 黄味香煎、車海老芝煮、筍土佐煮、天豆。八寸は月替わりのコース(1万4300円~)にも登場する。

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日本料理の巨匠が手がけるカジュアル割烹がオープン。「麻布台 粋 稲葉」で正統派の日本料理をアラカルトで気軽に味わってみては? フード・ライターの小松めぐみがリポートする。

本来の割烹の在り方を追求

2024年12月には、「コンラッド東京」や「アマネム」の統括料理長を務めた稲葉正信氏のカジュアル割烹が麻布台ヒルズにオープンした。

料理長の福田敦氏は人気和食店で研鑽を積んだベテラン。

長年ラグジュアリーホテルで活躍してきた稲葉氏の料理は、日本の四季や文化に親しみのない外国人でも理屈抜きで楽しめる、華やかでメリハリのあるスタイル。

銀座の本店はコースのみだが、姉妹店の「麻布台 粋 稲葉」は「旬の素材をお客が好きなように楽しむ」という割烹本来の在り方を追求し、アラカルトを中心に用意。

メニューを開くと「ボタン海老の焼酎漬け」「焼きすっぽん」「季節の天ぷら」「牛フィレ丼」など50種以上のメニューが目に入る。

人気の「牛フィレ丼」7920円。炊きたての南魚沼産コシヒカリに、和牛ヒレ肉のタレ焼き100gと卵黄を乗せた締めの一品。

目移りして注文に悩んだら、「トリュフ蕎麦」や「鱶鰭旨煮 小鍋仕立て」といった本店の人気メニューを味わってみてはいかがだろう。 

店内は明るく、扉は常に開かれているため、予約なしでも気軽に立ち寄れる雰囲気。思い立った時に出かけてみてほしい。

文=小松めぐみ(フード・ライター) 写真=田村浩章

店内はカウンター11席、テーブル10席。席に着くと「まずは胃を温めてほしい」と、澄んだ熱いスープが供される。御膳スタイルのランチ(6930円)も好評。平日は12時~13時の入店、土日祝は11時と13時の二部制で予約可。2024年12月開業。●東京都港区 麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ タワープラザ 3F TEL.03-6277-8707 https://www.ginza-inaba.tokyo/azabudai/
■「麻布台 粋 稲葉」
店内はカウンター11席、テーブル10席。席に着くと「まずは胃を温めてほしい」と、澄んだ熱いスープが供される。御膳スタイルのランチ(6930円)も好評。平日は12時~13時の入店、土日祝は11時と13時の二部制で予約可。2024年12月開業。●東京都港区 麻布台1-3-1 麻布台ヒルズ タワープラザ 3F

(ENGINE2025年4月号)

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