2025.03.06

CARS

人気のレクサスRXが一部改良 得意の静粛性にさらなる磨きをかけるとともに、走りもさらに向上

レクサスが主力のSUVモデル「RX」の一部改良を実施した。快適性や操縦性など、総合的な性能向上を図っている。

ノイズの侵入を抑制

一部改良モデルでは、RXの特長のひとつに掲げられる静粛性をさらに追求。ダッシュ・インナー・サイレンサーを増量し、インストルメントパネルに吸音材を追加するなどにより、エンジン・ノイズの室内への侵入を抑制。リア・ドアへのアコースティック・ガラス採用やボディ後部への制振・吸音材を追加することで後席周まわりの騒音も低減している。



後輪操舵の採用を拡大

また、「RX500h」はエンジン制御を見直すことでノイズの発生を減らすとともに、アクティブ・サウンド・コントロールのチューニングを変更。スポーツ・モードを選択した際に減速時のサウンドを加え、音が聞こえる方向も調整することで一層の臨場感を演出した。

シャシーは、ダンパーの減衰力やアダプティブ・サスペンションとEPS(電動パワーステアリング)の制御などを最適化し、上下挙動の低減など乗り心地と操縦安定性の改善を実施。また、RX500hに加え、「RX450h+」と「RX350h」にも後輪操舵を設定。スポーツ・モードでは同相転舵領域を中速にまで拡大し、旋回応答性を高めた。ハイブリッド・モデルは駆動力特性の変更も行っている。



12.3インチ液晶メーターを採用

内装は、12.3インチ・フル液晶メーターの採用で、視認性を向上。輝度を高めた室内イルミネーションがフロント・コンソール前部にも追加された。内装色は、RX500hと「RX350 Fスポーツ」でホワイトが選べるようになっている。

装備面では、「バージョンL」グレードの21インチ・ホイールに、従来とは異なるダークグレーメタリックに切削光輝仕上げを組み合わせたデザインをオプションで設定。RX350 Fスポーツには、専用スマートフォンアプリで車外からの遠隔操作による駐車・出庫が可能な、リモート機能付きのアドバンストパークが標準設定された。

価格は668万〜903万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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