2025.03.29

CARS

異例の対応、新型を発表したのに受注は停止したまま ランドクルーザー300が一部改良を実施

トヨタが「ランドクルーザー300」を一部改良。法規対応やセキュリティ強化などの変更を行った。

運転支援装置を充実

法規対応では、衝突被害軽減ブレーキに対自転車運転者プリクラッシュ・セーフティ機能を追加。また、イベント・データレコーダーやサイバーセキュリティの対応を図ったほか、ディーゼル車は路上走行時の排出ガス規制に対応させた。

指紋認証機能を追加

セキュリティ関連では、ランドクルーザーで懸念される車両盗難の防止機能を拡充。マイ・トヨタ+(プラス)アプリで車両始動をロックするマイカー始動ロックをトヨタ車で初めて採用し、車両を使用しない時間帯のセキュリティを高めた。さらに、スマートキー所持者の位置を高精度で認識するスマートキー測距システムと指紋認証機能を備えたスタート・スイッチを全グレードに標準設定した。

また装備面では、メーターを従来のオプティトロンから、インフォメーションディスプレイを内蔵したTFTに変更。サイズは「AX」と「GX」が7インチ、「ZX」と「VX」、「GRスポーツ」が12.3インチとなる。さらに、全車ともコネクティッド・ナビ対応の8インチ・ディスプレイオーディオを標準設定。GX以外には12.3インチのディスプレイオーディオ・プラスをオプション設定した。

価格は525.25万〜813.67万円。なお、新型が発表されたものの、これまでの受注が未だ消化できておらず、それを優先させるため、受注自体は停止したままとなる。

文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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