2025.04.04

CARS

このご時世、美しく迫力のある轟音は尊い! ランボルギーニ・レヴエルトに試乗した飯田裕子は、思わずこう叫んだ

ランボルギーニ・レヴエルト/全長×全幅×全高=4947×2033×1160mm。ホイールベース=2779mm。車両乾燥重量=1772kg。車両本体価格=6000万円(税別)~。

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今年もやりました2025年版「エンジン・ガイシャ大試乗会」。大磯プリンスホテルの大駐車場に集めた注目の総勢33台の輸入車にモータージャーナリスト33人が試乗! 各メーカーがこの上半期にイチオシするそれぞれのニューモデルに5人のジャーナリストが試乗した、計165本の2025年注目輸入車の試乗記を順次公開。

ランボルギーニ・レヴエルトには、佐野弘宗さん、藤原よしおさん、石井昌道さん、島崎七生人さん、飯田裕子さんが試乗。今回は島崎さん、飯田さんの「ここがスゴイ」リポートをお届けする。

V12エンジンの上部には覆いがなく、2列のヘッド・カバーが剥き出しになっている。

「日常の中にある非日常」島崎七生人

誤解を恐れずに言えば、昔のスーパーカーのような、速度を高めれば高めるほど空を飛ぶか空中分解でもしそうなイメージは微塵もない。

時代の進化とはそういうもので、当然といえば当然のことだが、ランボルギーニ・レヴエルトには、とにもかくにも現代のスーパーカーとは、これほどまでに完璧な仕上がりぶりなのか! と驚かされることしきり、だ。

カーボン・モノコックのいつもの平べったいボディながら、乗り込みはいたってスムースに可能だし、案外と優しい感触のシートに収まりポジションを取ってみても、視界は良好、駐車時などの取り回しも車高の低さを除けばまったくストレスはない。

1人なら、スーパーでレジ袋が2つになっても助手席に載せればよいから毎日の買い物にだって使える。……とまあ、気楽なことを書いているのも、このクルマの存在が日常の中にある非日常そのものだから。6.5リッターのV12+8段DCTに3基の電気モーターを組み合わせたハイブリッド・ハイパフォーマンスEVとは! ヤルなぁ、の意欲作。



「ドンズバです」飯田裕子

6.5リッター 12気筒エンジン+モーターのトータル出力は1000psを超える。

2024年、その何割かを活かし、富士スピードウエイのメイン・ストレートでシレッと280km /hを超えるレヴエルトの走りを体験した。その知的とも言える精密な制御によって生み出される走りは心強く素晴らしかった。

公道を走るレヴエルトは求める速さや加速に応じ素早い変速を行い、西湘バイパスをクルーズ走行する速度でも流れる景色は低く直線的。再び加速を望むと段差なくエンジンに火が入り迫力と官能のスーパーカーの輪郭を強める。ツンデレならぬドンズバだ。

アンジュレーション過多なターンパイクを駆け上がる姿勢は不思議なほどフラットでステアリングを握る手にも優しく、レヴエルトがコーナーを求めているのか自分の方なのか分からなくなった。

このご時世、美しく迫力のある轟音は尊い。すると都会ではPHEVのEV走行は清高。私はレヴエルトの登場でランボルギーニが以前よりも一層(ミウラと同じくらい)好きになった。

■ランボルギーニ・レヴエルト
カウンタック以来、ディアブロ、アヴェンタドールと延々と続いてきたV12縦置きミドシップのランボルギーニの旗艦モデルの最新作がレヴエルト。ただしフロントに2つ、リアに1つのモーターが追加されているのが従来モデルとの最大の違い。システム最高出力は1015HP、最大トルク725Nmを発揮し、前モーターのみでの走行も可能。変速機は8段のデュアルクラッチ式自動MT。全長×全幅×全高=4947×2033×1160mm。ホイールベース=2779mm。車両乾燥重量=1772kg。車両本体価格=6000万円(税別)~。

写真=茂呂幸正

(ENGINE2025年4月号)

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