2025.08.13

CARS

人生初のロールス体験は、丸太の上と水のなか!? 3台のロールス・ロイスにイッキ試乗! ローンチコントロールも体験!!

THE MAGARIGAWA CLUBで試乗したのは、カリナン、ゴースト、スペクター、それぞれのブラック・バッジモデル

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カリナン、ゴースト、スペクターに乗る

前置きが長くなったが、当日、試乗のために用意されていたのはカリナン・シリーズII、ゴースト・シリーズII、そしてスペクターの3台。いずれも特別な仕様のブラック・バッジというモデルだ。

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午前中にTHE MAGARIGAWA CLUBに到着し、ほかのジャーナリストたちとブランチを済ませた後、いくつかの班に分けられた。さっそくサーキットに向かうのかと思いきや、さにあらず。インストラクターが運転するクルマに乗せられた私は、サーキットからほど近い、給油ステーションのあるエリアに連れていかれた。そこには別のインストラクターが、ロールス・ロイスのSUV、ブラック・バッジ・カリナン・シリーズIIと共に待機していた。森に向かった未舗装の急斜面を、カリナンで上がって下がってくるというプログラムだったのだ。

若い顧客層の獲得に成功したロールス・ロイスのカリナン。今回、試乗したブラック・バッジ・カリナン・シリーズIIは、6.75リッターのV12ツインターボ・エンジンで、最高出力600ps、最大トルク900Nmを発生する。オフロード・モードには、ボタンひとつで簡単に切り替えることができる。

まず驚いたのが、履いていた23インチの大径ホイールがすでに泥まみれだったこと。こんな芸術品のようなロールス・ロイスでダートを走ることに後ろめたさを感じながらも、運転席に乗り込む。隣のインストラクターに促されるまま、オフロード・ボタンを押し、ゆっくりとアクセル・ペダルを踏み込んだ。最大トルク900Nm、2.5トン超えの車両が、力強く急斜面を上っていくことに感心したが、道路に埋め込まれた丸太の上や、深い水たまりを通ってもまったく不安感がない。オフロード・ボタンを押すだけで、4WDや横滑り防止装置の制御が、悪路走行用にいとも簡単に切り替わるのである。



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