2025.08.31

CARS

日産GT-Rはこうして生まれた! ポルシェ904を抜いた衝撃とハコスカ&ケンメリ伝説

GT-Rはスカイライン時代を含めると、3つの世代に分けることができる。

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市販されたのはわずか195台

ハコスカの次に登場した2代目のGT-Rは、広告のキャラクターとして採用されたケンとメリーという2人のカップルの名前にちなんでケンメリという愛称が与えられた1972年に登場した4代目スカイラインだ。ケンメリ・スカイラインは1972年9月に登場。この時点ではまだGT-Rはなく、ケンメリにGT-Rが設定されるのは翌1973年1月のことだ。

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ケンメリGT-Rは当初から2ドア・ハードトップのみで、ハコスカGT-R同様にS20型エンジンを搭載している。エンジンの出力などは同一であった。外観面では前後に黒いオーバーフェンダーが付くほか、グリルが専用品となる。またリアにはスポイラーが標準で装着されていた。

ケンメリGT-Rは昭和48年の排出ガス規制に適合できなかったため、発売からわずか3カ月で生産、販売が終了するという非常に短命なモデルで、197台が生産され、販売されたのはわずか195台しかない。

2回目【R32~R34型スカイライン世代】R32型で復活したGT-Rの命名と第2世代の速さの理由とは

4代目スカイラインGT-R

文=諸星陽一

(ENGINE Webオリジナル)
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