2025.09.13

CARS

ヴォランテ60周年に60台の限定車 アストン・マーティン・ヴァンキッシュとDB12にビスポークのオープン・モデルが現る

イギリスのオープン・スポーカーの最高峰ともいえるアストン・マーティンの“ヴォランテ”たち。

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アストン・マーティンが、ヴァンキッシュとDB12にヴォランテの60周年を記念する限定車を設定。ビスポーク部門のQ byアストン・マーティンが、それぞれ60台を手がける。

1965年から脈々と受け継がれてきたアストンのオープン・モデル


外板色はQペントランド・グリーンで、フードはQウェストミンスター・グリーン。グリルやサイド・ストレーキなどには、アノダイズド・ブロンズのアクセント・カラーを用いる。

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21インチのQホイールは、サテン・ブロンズにダイヤモンド切削加工を加えた特別仕様。ブレーキ・キャリパーは、ブラックにアストン・マーティンのロゴが入る。





インテリアは、センテナリー・サドルタンとアイボリー、ウーブン・レザーの特別配色で、シート・バックには60周年を記念した刺繍を施した。ウッドパネルはダークウォールナット・オープンポア、アクセントはブロンズだ。

ヴァンキッシュ・ヴォランテは、最高出力/最大トルクが835ps/1000Nmの5.2リットルV12ツインターボを搭載し、世界最速のフロントエンジン・コンバーチブルを謳う2シーター。いっぽyDB12ヴォランテは2+2で、4リットルV8ツイン・ターボは680ps/800Nmを発生する。

いずれも装備するKフォールド式ソフトトップは、オープンが14秒、クローズが16秒で完了し、50km/h以下なら走行中でも操作可能。オープン時の収納スペースはコンパクトで、スマートキーでの遠隔操作もできる。

ヴォランテの名称が最初に用いられたのは1965年、ショート・シャシー・ヴォランテの愛称で知られるモデルが発端で、1年間に37台のみ生産された、きわめてレアなクルマだ。



以降60年、オープン・トップのスリル感を求めるドライバーのために生み出したコンバーチブルにその名を与えてきた、とアストン・マーティンではヴォランテを定義している。



納車開始は2025年の第4四半期以降を予定している。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)

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