2025.09.26

CARS

かつての日産サニー!新しいリーフ顔の内燃エンジン搭載セダン「セントラ」登場

新しい日産セントラはスポーティなコンパクトセダン。日本の道路にもちょうどいいサイズだ。

全ての画像を見る
日産は9月23日、北米市場で新型の小型セダン「セントラ」を発表した。

シャープなデザインとクーペのようなフォルムがカッコいい新型セントラ

エクステリアは、伸びやかなフォルムで、クーペのようなルーフの傾斜が特徴だ。フロントには新しいVモーショングリルと薄型LEDプロジェクターヘッドライトを採用し、シャープで洗練された印象となっている。



インテリアは、インストルメントパネルにクラストップの12.3インチのデュアルディスプレイやタッチセンサー式のエアコンスイッチパネルを採用しているが、いくつかの物理スイッチも残している。また、64色のアンビエントライトにより上質かつモダンで洗練された空間を演出する。


人気なのはスポーティな「SR」!全4グレードの新型セントラ

2026年型のセントラは、S、SV、SR、SLの4グレード展開となる。中でも人気が高いのはスポーティな「SR」だ。

日本の狭い道路でも運転しやすいサイズのスポーティセダン。日本でも売れそうだ。

SRグレードでは、新型セントラのデザインをさらにブラッシュアップしている。フロントまわりは、ブラックアウトした独自のフロントフェイスとダーククロームのVモーショングリルを採用。SR専用のリアバンパー、ブラックサイドシル、リアスポイラー、18インチアルミホイール、ツートンカラーのルーフが組み合わされる。



また、SR・SV・SLグレードには、スポーツモードを備えるドライブモードセレクターを搭載。スポーツモードでは、ステアリングとアクセルのレスポンスがスポーティになり、パフォーマンス重視の変速になる。

ボディ全体で空力性能を向上させ走行安定性と燃費性能を両立

新型セントラに搭載されるパワートレインは、最高出力149hp(151PS)、最大トルク146b-ft(198Nm)の2リッター直列4気筒エンジン。トランスミッションには、自然で滑らかな加速を実現する改良型エクストロニックCVTが組み合わされる。



ボディは、前型比で6%剛性を向上させ、大型ダイナミックダンパーにより路面からの振動を低減させた。さらに、空力性能にもこだわっており、トランク、リアフェンダー、ミラーの形状、フラットなアンダーボディにより空気抵抗を低減。走行安定性と燃費を両立させている。

ボディサイズはコンパクトだが実用性が高く高級感もある新型セントラ

新型セントラのサイズは、全長183.3インチ(約4455mm)、全幅71.5インチ(約1816mm)、全高57.1インチ(約1450mm)と日本の道にもちょうどいいサイズだ。



扱いやすいコンパクトなサイズのセダンでありながら実用性にも優れている。ラゲッジスペースは、低い開口高と広い開口部により、ゴルフバックやベビーカーなどの大きな荷物の出し入れがしやすく、複数のスーツケースも収納可能だ。



また、クルマに近づくと自動でロックを解除する「接近時アンロック機能」と、降車後にクルマから離れると自動でロックをする「降車時オートロック機能」を備えるインテリジェントキーも装備される。ドアをアンロックした際には、ターンシグナルランプ、ハイビーム、ロービーム、シグネチャーライティングが連動して点灯し、ドライバーがドアを開ける前から高級感と先進性を演出する。



室内には、8スピーカーのBOSEプレミアムオーディオ、シートに高い耐久性を持ちながらナッパレザーのような触感を持つ合成皮革素材「TailorFit」を採用するなど、高級感を感じられるのも特徴だ。

扱いやすいサイズでシャープでスポーティなコンパクトセダン新型「セントラ」は、日本にもジャストフィットするモデルといえるだろう。新型セントラは2025年中に北米市場での販売を予定している。なお、日本への導入は未定だ。

文=齊藤優太(ENGINE編集部)

(ENGINE Webオリジナル)
タグ:

advertisement

PICK UP



RELATED

advertisement