2025.10.05

CARS

F1のシミュレーターも設置するフラッグシップ・ストア【場所はパリのモネも描いたキャピュシーヌ大通り】“アトリエ・アルピーヌ”が開業

アルピーヌA390やA290など車両展示のほか、シミュレーターやバーまでも!

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アルピーヌが「アトリエ・アルピーヌ・パリ」を10月1日に開業した。母国フランスの首都パリにはじめて構える、2024年6月のバルセロナに続きオープンするコンセプト・ストアだ。

あのクロード・モネが描いた大通りに!


アトリエ・アルピーヌ・パリは3フロア構成で、その敷地面積はのべ650平米を超える。そこにはA390やA290といった最新モデルが並ぶショールームをはじめ、モータースポーツ・バー、F1にも用いるドライブ・シミュレーター、そしてカスタマイズ専門の販売エリアなどが用意される。



フランスを代表するスポーツカー・ブランドのフラッグシップ・ストアの所在地は、パリ2区のキャピュシーヌ大通り35番地。



クロード・モネが油彩画『キャピュシーヌ大通り』を手がけた写真家・ナダールのスタジオがあった付近だ。



パリを象徴する景色の1つに新たに加わったその店舗を、クルマ好きなら来仏の折りにはぜひ組み込みたいところ。



なお、アルピーヌは今後、イギリス・ロンドンのパークレーン、イタリアのミラノにもアトリエを設ける予定。その後も、欧州各地に展開する計画で、リアルな体験を重視したビジネス戦略を強化していくようだ。



電動化と同時にオンライン販売に力を入れるブランドが増える中、熱心なファンとの血の通った接点を拡大するアルピーヌの今後に注目したい。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)
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