2025.10.18

CARS

都市部の交通を電気自動車に変えられるのか?!欧州トヨタが英国政府から資金提供を受け可能性を探る

欧州での実験がスタートするきっかけとなった「FT-Me」コンセプト

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欧州トヨタは、10月15日に英国政府から都市部における小型モビリティの可能性を調査するための資金を確保したことを発表した。

都市部のゼロ・エミッション化は小型モビリティで実現できるのか?

英国政府は、都市に住む人のニーズの変化に応じ、ゼロ・エミッション車(ZEV)交通への移行を加速させている。

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都市交通の電動化に向けた取り組みが欧州で開始される

この英国政府が掲げる目的とトヨタが2025年3月に発表した小型モビリティ「FT-Meコンセプト」のビジョンが合致し、欧州トヨタが英国のZEV製造を支援するプログラム「DRIVE35」から支援を受けた。



今後、トヨタはパートナー企業などと協力して、ヨーロッパ全域の都市交通のスマートな未来を研究していく。

幅広い世代のユーザーに最適化できる小型モビリティ「FT-Meコンセプト」

FT-Meコンセプトは、全長2.5メートル未満のコンパクトなサイズでありながら、室内が広い2人乗りの小型モビリティだ。



操作性を重視したデザインにより運転がしやすく、狭い場所での駐車も可能となっている。

このような小型モビリティは、14歳から運転免許を取得できる国や地域の初心運転者も利用しやすい。また、変化する都市環境の中でクルマのダウンサイジングを考えるユーザーにも適している。

さらに、さまざまなカスタマイズもできるため、荷物の運搬など多様なニーズにも対応可能だ。



電気自動車のFT-Meは、充電が必要となる乗り物だが、ソーラーパネルルーフを搭載しているため、天候によってはケーブル充電することなく利用することもできる。

文=齊藤優太(ENGINE編集部)

(ENGINE Webオリジナル)
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