2025.10.23

CARS

待望の“クワトロ”が選べるようになったアウディA3【541万円〜】安全技術もアップデート

アウディといえばやっぱり“クワトロ”!

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アウディが2024年末に発売した「A3スポーツバック/セダン」の改良モデルに、4WD仕様の“クワトロ”を追加設定した。

エントリー・モデルA3のグレードが充実


パワートレインは「A3スポーツバック」と「A3セダン」のいずれも、最高出力/最大トルク204ps/320Nmの2リットル直列4気筒ガソリン・ターボを積む“40TFSI”で、トランスミッションは7段DCT。4WDシステムは、電子制御式の油圧多板クラッチによって前後トルク配分を調整するタイプだ。





グレードは、標準グレードに相当する“アドバンスト”と、スポーティな内外装を備える“Sライン”の2機種を展開。“Sライン”は、エクステリアに専用バンパーや18インチ・ホイール+40扁平タイヤを装着し、スポーツ・サスペンションを採用。全高が、スポーツバックは5mm、セダンは15mm、それぞれ“アドバンスト”よりローダウンとなる。

インテリアでは、フラット・ボトムのステアリング・ホイールや、クロス/合成皮革のコンビ表皮を用いるスポーツ・シートを装備。合成皮革のドア・アーム・レストやダーク・アルミニウム・スペクトラムの加飾パネル、ブラックのヘッド・ライニング、マルチ・カラーのアンビエント・ライトといった、スポーツ・モデルの“S3”と同様のアイテムも与えられる。

メカニズム面では、既存の1.5リットル・モデルである“30TFSI”では“Sライン”のオプション装備となるアウディ・ドライブ・セレクトを標準搭載。5モードが選択可能で、パワー・ステアリングのアシスト量、エンジンと変速の特性が変更できる。

安全技術では、前方横断車両を検知するフロント・クロス・トラフィック・アシスト、障害物回避のスワーブ・アシスト、交差点右折時の対向車を検知するターン・アシストを標準装備。これらは“30TFSI”にも同様に標準化されている。また、オプションのパーク・アシストを性能向上。操舵に加え、加速やブレーキ、変速の操作も支援できるようになり、障害物検知時には自動でブレーキが作動する。





価格は「A3スポーツバック」が541〜580 万円、「A3セダン」が560〜599万円。

アウディといえば“クワトロ”、ただし、“S”モデルや“RS”モデルの動力性能は不要、というユーザーには、うれしいラインナップ拡充ではないだろうか。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)
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