2025.11.05

CARS

ジャパン・モビリティ・ショーで兄弟競演!?今冬発売の新型デリカD:5と発売ホヤホヤの新型デリカミニが会場を賑わす


オーバーフェンダーがイケてる

ボディ・サイドで目を惹くのはオーバーフェンダー。ブラック仕上げで、全幅も拡大しているという。リアまわりはフロント同様、バンパーに縦形状の装飾を採り入れたほか、テールライト間のガーニッシュをランプの延長のようなデザインから「DELICA」のロゴが入ったスッキリとしたものに変えている。

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インテリアにおける一番の変更点はメーター。指針式から全面液晶パネルのデジタル式になった。8インチのディスプレイには速度計をはじめ、以前よりも豊富な表示内容を盛り込んでいる。「針の方が良かったのに」という声も多いかと思うが、運転支援装備の表示などを追加するためには必要な改良なので致し方ないところだ。


走りも進化

走りでは、4輪統合制御システムの「S-AWC」をついにデリカD:5にも搭載した。前後駆動トルクや各輪のブレーキを制御することで駆動力の最適化や挙動の安定化を図っている。また、4種類の走行モードとヒルディセント機能も追加した。

展示していた車両はプロトタイプと言っていたものの、10月30日から予約受注が始まっており、ほぼこれが市販モデルと見て間違いない。なお、正式な発売は今冬の予定となっている。


弟分もJMS初日に発売

プレスデーで幕を開けたJMS2025の初日、10月29日に発売となったのが新型デリカミニ。初代はeKクロススペースの後期型のような存在として2023年にデビュー。すでにベースとなったeKクロススペースのモデルライフが後半に差し掛かっていたこともあり、2年ちょっとでの全面変更となった。

新型も先代同様、日産ルークスの兄弟車で、プラットフォームやエンジンなど機能面の多くを共有している。ただし、エクステリアはフロントまわりを中心に独自のデザインを採用することでデリカミニらしさを表現。丸型2灯式のヘッドライトをはじめ、愛らしい意匠を継承している。



文=新井一樹(ENGINE編集部)、写真=望月浩彦/三菱

(ENGINE Webオリジナル)

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