2025.11.29

CARS

噂のプラグイン・ハイブリッドはどうなる?「ロータス・エメヤ」がクウェートで新記録を樹立

サルーンの「エメヤ」とSUVの「エレトレ」にPHEV搭載の噂もあるロータス。

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ロータスは4ドア・スポーツサルーンの「エメヤ」が公共充電ネットワークを使用し、最速充電が可能な電気自動車の1台として、自己記録を更新したと発表した。

近々プラグイン・ハイブリッド搭載の噂もあるロータスだが……


これは、クウェートのロータス・ディーラーであるロータス・アル・ガニムによって実施され、ロータスの超高速450kW DCチャージャーを用いて行われた。

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「エメヤ」はチャージャーの能力をほぼ限界まで引き出し、ピーク充電時の出力は443kWに到達。わずか13分35秒で10%から80%まで車載バッテリー容量を回復した。

熱はバッテリーの大敵だが、クウェートという過酷な高温下によるこの記録達成は「エメヤ」とチャージャーの両方の耐久性、信頼性、効率性を示すものだ。



「エメヤ」は、セル・トゥ・パック・バッテリー構造を特徴としており、これは標準的なモジュール・アーキテクチャーと比較し、同スペースに2割多いセルを組み込むことができる。また同時にバッテリーの冷却効率を引き上げた新しいクーリング・システムも採用している。これが今回の記録達成へと繋がったようだ。またSUVの「エレトレ」同様に800Vの高出力充電にも対応。

ロータスは、中東だけでなく欧州でも450kW DCチャージャーの展開を開始しており、まずはドイツから、そして近い将来はほかのヨーロッパ市場でも展開する予定だ。



現代のグランド・ツアラーにおける“速さ”の定義は、単なる最高速度や0-100km/h加速だけではなくなりつつある。バッテリーにいかに迅速にエネルギーを充填し、再び路上の住人となれるか。

いわば充電速度こそが、高価な電気自動車の新たなパフォーマンスの指標の1つなのかもしれない。

近ごろはある程度の容量のバッテリーを搭載した2リットル・ターボ程度のプラグイン・ハイブリッド搭載車両をラインナップに加えるという噂も聞こえてきているが、これまでロータスは電気自動車の開発に邁進しており、2ドア・スポーツカーの「エミーラ」を最後の内燃エンジン車とすることをアナウンスしてきた。



確かにハードウェアやソフトウェア、そしてインフラはある程度整いつつある。しかしこうしたハイ・パフォーマンスかつ非常に高価な電気自動車に、今後どれほどの需要があるのか。そこを読み間違えている、とはもはや考えにくいので、もう後戻りはできない、とある程度市場を割り切っているのか……ポルシェやベントレーをはじめ、方針転換を示すブランドも増えてきた中、ロータスの先行きに注視したい。

文=ENGINE編集部

(ENGINE Webオリジナル)
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