2026.02.11

CARS

その名は「フェラーリ・ルーチェ」! 新しい純電動跳ね馬の室内はアップルの香り!?

室内を手がけたのは多くのアップル製品を産み出したジョナサン・アイブ(右下写真の右から2番目)だ!

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フェラーリ初の純電気自動車となる「ルーチェ」のインテリアが公開された。

どこか普段見ている世界と、フェラーリ・ワールドの融合


シンプルで、直線と丸みを帯びた角を組み合わせたデザインは、かつてアップルでiMacやiPhoneなどを手がけたデザイナーで、サーの称号を持つジョナサン・アイブの作品だ。

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まずキー・フォブは、角を落とした長方形で、iPodの親戚のようなルックスだ。



跳ね馬のエンブレムを映し出す表示部は、電子ペーパーなどに用いるEインクを使用している。



これを、こちらはiPadのような形状をしたセンターコンソールのスリットに嵌め込むと、走行可能な状態となる。

その隣には、円筒形のスイッチのようなシフト・セレクターを配置。これはゴリラ・ガラスをベースに、レーザー加工で髪の毛の半分という微細な穴を穿ち、そこに染料を流し込んで着色している。



さらに、これまたiPhoneを大きくしたような、ステアリング・コラム一体型のメーター・パネルは、アルミ・ベゼルに、ガラス・レンズを用いたアナログ・メーター風の円形ディスプレイを3つ設置。これは、1950〜60年代にメーターを製作していたヴェリアやイエーガーにインスパイアされたものだ。



中央は速度計と電力計、左右にパワー・メーターと、Gメーターなどを表示するドライバー・メーターが配置される。その周辺もディスプレイで、シフト・ポジションや走行モード、時間や外気温などを表示する。



センター・ディスプレイは下部にハンドルを備え、左右へのスイングが可能。





右肩には前面にアナログ・タイプの時計、上部に操作スイッチ、下端には空調などを操作するトグル・スイッチとボタン、ダイヤルをレイアウトした。

マルチ・グラフと呼ばれる時計は、3つのモーターで3本の指針を独立して駆動。ストップ・ウォッチやコンパスなどに切り替えることも可能だ。



ステアリング・ホイールはフラットボトムだが、細いリムとシンプルなスポーク、丸いセンター・パッドは、1950〜60年代のナルディを再解釈したというクラシック・スタイル。



アルミ削り出しの部材を多用し、フェラーリの一般的なステアリング・ホイールより400g軽いという。

左右スポークにはウインカー・スイッチのみを据え、その下に三角形のマネッティーノが吊り下げられている。



左右のパドルは回生ブレーキに加え、トルク・レベルを調整してスムーズな加速を実現する。



ダッシュボードは水平基調で、黒いベースにシルバーのパネルが嵌め込まれている。助手席前にはモダンな「ルーチェ」という車名のロゴを。その横には、スマートフォンの背面カメラを思わせる円形の送風口が並ぶ。



頭上には、室内灯を一体化したコントロール・パネルが。中央のスイッチを引き出すとローンチ・コントロールが作動し、ディスプレイは時計がストップ・ウォッチになるなど表示が変化する。その手前には緊急通報ボタンがあり、両脇にはハイ・ビームやデフォッガーのスイッチが並ぶ。



ヘッドレスト一体のシートは、シンプルな造形のセミバケット・タイプで、後席も同様の形状。



センター・コンソールの後端には、送風口と空調スイッチを組み込んだ後席用ディスプレイが配置されている。



これらインテリアと同時に公開されたのが「フェラーリ・ルーチェ」という名称。外観を含むすべてのお披露目は2026年5月となる予定だが、気になるのは日本導入時の車名だ。

“ルーチェ”の名はかつてマツダが使用しており、商標権の問題で「GTB」と「フィオラノ」を車名から外した、かつての「599」のような事態も予測される。

そちらの解決策にも注目したい。

文=関 耕一郎

(ENGINE Webオリジナル)
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