2026.04.07

CARS

トヨタの3列7人乗り大型SUVハイランダーが登場 さすがトヨタ、北米輸入車も右ハンドルで導入

トランプ大統領のおかげで!? クルーガーの子孫が日本市場に帰って来た

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トヨタがアメリカ生産のSUVである「ハイランダー」を日本へ導入する。日米合意により、アメリカの安全基準適合車両を追加試験なしに販売できるようになった制度を、「タンドラ」とともに活用したアメリカ製のトヨタ車だ。

クルーガーの曾孫


初代ハイランダーは2000年に登場し、日本では「クルーガーV」および「クルーガーL」の名称で販売。初代「ハリアー」(初代レクサスRX300)とメカニズムを共用しつつ、よりカジュアルなSUVに仕立てられたモデルだった。マイナーチェンジで当時のハリアーやRAV4にはなかった3列シート仕様を追加することで独自性を強めた。日本仕様は一世代限りで販売終了。2代目以降はアメリカ市場を中心にした海外専売車種となり、アメリカでは累計360万台以上を販売している。

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カムリと同じプラットフォーム


現行モデルは2019年発売の4代目で、大型FF車用のTNGA-Kプラットフォームがベース。タンドラとハイランダーに続いて導入が予定されている「カムリ」と同系列のプラットフォームだ。ボディサイズは、全長×全幅×全高=4950×1930×1730mm、ホイールベースは2850mm。3列シートの7人乗りで、車両重量は2060kg。荷室容量は、フル乗車時が約330ℓ、3列目格納時で約870ℓに拡大できる。

パワートレインはレギュラー仕様の2.5ℓ直4に遊星ギアを備えた2モーター・ハイブリッドのTHSを組み合わせたハイブリッド。後輪を独立したモーターで駆動する電気式4WDとなる。エンジンの出力は193ps/242Nm、システム出力は250psに達する。タイヤ235/55R20で、エコ/ノーマル/スポーツの3モードのほか、悪路走破性を高めるトレイルモードが選択できる。


ニュージーランド仕様がベース


タンドラとは異なり、右ハンドルのニュージーランド仕様もアメリカのインディアナ工場で生産されるため、日本に導入するハイランダーは、右ハンドルのリミテッドZRハイブリッドとなる。インテリアはプレミアムレザーにステッチの入る内装トリムと、キルティング仕上げの合成皮革シートを採用。11スピーカーのJBLプレミアムサウンドシステムやカラーヘッドアップディスプレイ、パノラマルーフなど、装備は充実した内容だ。

販売はタンドラ同様、まずトヨタモビリティ東京で開始し、夏以降に全国展開される予定。価格は860万円。トヨタのラインナップで3列シートのSUVを探すと、意外にもランドクルーザーの250と300しか存在しない。想定される販売台数は月販40台と少ないが、7人乗りは必要でもミニバンは選びたくないというニーズの受け皿として、支持を集めるかもしれない。


※写真は日本仕様とは異なる。

文=関 耕一郎 写真=トヨタ自動車 編集=新井一樹

(ENGINE WEBオリジナル)
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