2026.04.21

CARS

9K解像度の33インチ湾曲スクリーン&精悍なニュー・フェイスを纏った新型「キャデラック CT5」が日本上陸!【970万円】

「エスカレード」や「リリック」と共通の新顔になった「キャデラックCT5」が上陸!

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GMジャパンは大幅改良を受けたキャデラックのスポーツ・セダン「CT5」の販売を開始した。

運転席正面と中央の液晶が一体化し、サイズはなんと33インチに!


2021年に日本市場へ導入されて以来、初めての本格的な刷新となる今回の新型「CT5」。注目は次世代デザインの採用、巨大な湾曲型タッチ・スクリーンの搭載、そして最新の運転支援技術の追加だ。



まず目を引くのはエクステリアの変貌だ。フロント・マスクはより低くワイドに、より深くエッジが彫り直され、中央のパフォーマンス・ブラック・メッシュ・グリルと組み合わさって精悍な表情を作り出している。キャデラックを象徴するバーティカル・シグネチャー・ライトも再設計されており、アンダー・グリル部に続くように一体化。垂直に伸びた光のラインが、遠目からも一目でこのクルマをキャデラックと認識させる。



インテリアの変化はさらに劇的だ。新たに設定された9K解像度の湾曲型の33インチLEDタッチ・スクリーン・ディスプレイが、運転手を包み込むようにレイアウト。これはドライバー・インフォメーション・センター、インフォテインメント、コントロール・パネルを一体化したデジタル・コマンド・センターとして機能し、水平方向への広がりが車内空間をより豊かに見せる効果もある。その大きさは圧倒的で、輸入ラグジュアリー・セダンの中でも群を抜く存在感だ。

サウンド・システムにはキャデラックが車載用として業界初採用となるAKG製15スピーカー・システムを搭載。徹底した遮音対策による高い静粛性と組み合わされることで、このクラスのセダンに期待するべき音楽体験が得られるという。



パワートレインは2リットル直列4気筒ツインスクロール・ターボ(LSY型)で、最高出力240ps、最大トルク350Nmを発揮する。注目すべきは最大トルクの発生回転数で、わずか1500rpmという極めて低い回転域から350Nmのトルクが立ち上がる。ツインスクロール・ターボによるレスポンスの良さと合わせて、市街地など低速域からの扱いやすさが期待できる。組み合わせられる変速機は10段ATで、クルージング時には2気筒を休止するアクティブ・フューエル・マネジメントがさらに燃費効率を高める。



ドライブ・モードはツアー、スポーツ、アイス&スノー、マイモードの4種類で、状況やドライバーの意思に応じてキャラクターを切り替えられる。

安全装備も充実度が増した。今回新たにフロント・クロス・トラフィック・アラート&ブレーキ、サイド・ブラインドゾーン・アラート&ブレーキ、ハンズオン・レーン・センタリングが追加されたほか、シート・クッションに内蔵したバイブレーターが危険の方角をドライバーに感覚的に伝えるセーフティ・アラート・ドライバー・シートや、HDサラウンド・ビジョン(全周カメラ)も標準装備される。



ボディ・サイズは全長4935×全幅1895×全高1445mm。ホイールベースは2935mm、車両重量は1760kgと、2021年日本導入時の「CT5」から数値上の変更はない。日本仕様の駆動方式は今のところAWDのみで“スポーツ”のモノグレード展開となる。エクステリア・カラーはブラック・レーベン、サミット・ホワイト、ラディアント・レッド・ティントコートの3色だ。



新しい「CT5」の価格は970万円。なお、ハンドル位置は先代同様に左ハンドルのみ。右ハンドルを前提とする国内市場ではユーザーがある程度限られるが、逆にこの個性を楽しめる層には魅力的な一台だろう。

文=上田純一郎 写真=キャデラック

(ENGINE Webオリジナル)

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