2026.05.14

CARS

中国から世界へ羽ばたく!新型日産テラノを現地から詳細リポート|日産復活のカギはオフロードにあり?【北京モーターショー】

日本市場への導入も期待が高まる、新型日産テラノ

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技術の日産、復活なるか

同時に発表されたアーバンSUV PHEVコンセプトも重要なモデルのひとつだ。

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アーバンSUV PHEVコンセプトのフロント

こちらは2026年4月発売の電動SUV NX8と同様のデザインを持つものの、若年層をターゲットによりスポーティな雰囲気を演出する。シャープな目つきのヘッドライトは上半分に細い空洞を設けており、ボンネット中央のダクトまで続く空気の通り道を作り上げる。

デジタルアウターミラーやフロントガラス上部のLiDARユニットも特徴のひとつで、NX8と同レベルのハンズオン自動運転機能に期待だ。こちらも正確なサイズは不明だが、NX8よりも若干小さい印象からは正式な車名がNX6やNX7になりそうな予感を感じた。

アーバンSUV PHEVコンセプトのリア

今回発表された2台のコンセプトモデルは、数多あるSUVのタイプの中でも、中国市場で近年注目が高まっているタイプと言える。

中国ではアウトドアが密かな人気を見せており、フォードの「ブロンコ」や、長城汽車の「タンク」ブランドが販売する「300」といったオフロードSUVが新たな顧客層をオフロード界へといざなっている。

これまでオフロード車を手がけてこなかった中国メーカーも続々とこの流れに乗っているが、信頼性やブランド力において、まだ既存メーカーほどの評価を得られていないのが正直なところだ。

ブースには「テラノ PHEVコンセプト」に近い装備を持つフロンティア プロのカスタムモデルも展示された。

そんな中、伝統的な車名の復活で電動オフロードSUV市場へ殴り込みをかける日産の戦略は、かなり理にかなっていると言える。また、アーバンSUV PHEVコンセプトが位置する中型SUVクラスは多くの選択肢が存在しており、“技術の日産”に相応しい先進技術でシェアを獲得していくことだろう。

日産は中国で開発・製造されたモデルの輸出も今後拡大していくとし、N7はラテンアメリカやASEAN市場、フロンティア プロはそれに加えて中東市場へ輸出すると明かした。今回発表されたテラノPHEVコンセプトも日本で大きな話題を呼んだことから、日本への輸出も十分に期待したいところだ。

文・写真=加藤ヒロト

(ENGINE WEBオリジナル)
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