あらためてクルマとともに過ごしてきた来し方を振り返り、クルマが私たちの人生にもたらしてくれたものについて、じっくりと考えてみるスペシャル企画「わが人生のクルマのクルマ」。とある自動車雑誌のロータスの記事を貪るように読み続けた予備校時代。その後、縁あってその雑誌を出す出版社に就職した藤原さんは、そこで人生を変えることになる1台のクルマに出会った。
たくさんの宝物をくれた
自動車は単なる工業製品の1つだが、時として人生をも変えるジャンピングボードとなることがある。
僕の場合、ロータス・エランがそうだった。
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