2021.12.12

CARS

ポルシェ356とダットサン・フェアレディ、日独2台のオープンカーで旧車生活を満喫する



今回訪問したガレージのある家は2017年に建てた浅沼さんにとって3軒目の自邸。1軒目は建売住宅に近いものでガレージを設ける余地がなく、2軒目はカーポートこそあったものの、クルマとの共生を満喫できるような環境ではなかったのだという。何ゆえに3軒目を建てたのか? という質問を投げかけてみたところ意外な答えが返ってきた。


「280SLに乗っているときにイベントでお会いした高桑さんから家にガレージがありますか? と質問され、やっぱりオープンカーを所有している=ガレージがあるというイメージなんだなと強く思ったんですよ。それで一念発起してガレージのある家をつくることを決意しました」




そう話してくれた浅沼さんの笑顔を見て、質問したことを思い出した。


「280SLを所有していたときにこのガレージのある家を建てたので、駐車スペースの寸法が280SLサイズになっています。しかも、ガレージの奥に棚をつくってしまったので、2019年の春から愛用しているコンパクトなフェアレディであればラクラク収納できますが、アストンマーティンV8はギリギリでしたね。でも、アストンを下取りに出してポルシェ356B・T5カブリオレを買ったので、いまは再びラクに収納できています」


女性の設計士がデザインしたという浅沼邸は大手ハウスメーカーがつくったもので、全館空調だ。敷地面積は55坪。徒歩10分で仕事場まで行けるので、浅沼さんはこの土地を選んだらしい。


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