浅沼さんは現在63歳。最初のクルマは1975年に買ったホンダ・シビック。その後、ホンダ・アコード、トヨタ・セリカGTリフトバック、三菱ギャランなど国産車ばかりを乗り継いだあと、1983年からはエアロパーツ付きのメルセデス・ベンツE280ステーションワゴン、BMW・X5M、フォルクスワーゲン・トゥアレグのV6とV8など、輸入車を中心にファミリーカーとして使ってきたそうだ。
現在はワインレッドのスマート・ブラバス・フォーフォー・エクスクルーシブを足グルマとして活用しながら、1969年式ダットサン・フェアレディ2000と1960年式ポルシェ356 B・T5カブリオレをパートナーとする自動車趣味生活を満喫している。

現在、趣味のクルマはオープン・スポーツカーの2台体制を敷いている。果たして、フェアレディと356という似たような2台をどのように使い分けているのだろうか。
「フェアレディはフロントにあるエンジンが発する熱のおかげで運転席が暖かいので、主に冬に乗っています。356のほうはリア・エンジンだから運転席に熱が入ってこない。そのため、夏は涼しく快適なのですが、冬は寒い。なので春から秋にかけて乗っています。逆に、夏のフェアレディは暑すぎてとても乗れません。356は2020年の春に納車されました。夏の間は早起きして奥多摩方面によく行っていましたね。朝の8~9時には気温が高くなってしまうので、その前に帰宅するといったプランで走っていました」
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ドライブ・ルートの檜原村にステキなカフェがあって、そこに356で通っていたのだという。今はすっかり寒くなってしまったので、春までの数ヶ月間はフェアレディに乗る機会が増えるとのことだったが、356のほうが幌の雨仕舞がよく、耐候性が高いので、悪天候の日は迷うことなくポルシェに乗るそうだ。
ここ最近、ドライブのほかに浅沼さんが愛機を駆って楽しんでいるのがクラシックカー・ラリーである。Z3を購入して以来ずっと懇意にしているオートモービルアシスト・ブレスの加藤代表が積極的に参加していることもあり、浅沼さんも一緒に堪能しているのだ。筆者もクラシックカー・ラリーの参戦取材をしており、浅沼さんと現場でお会いしたことがあるが、そのときはフェアレディで走っていた。また先日は、クラシックカーによるピクニック・ラリーに356で参戦してきたという。
浅沼さんはこれからもオープン・スポーツカーを駆り、ワインディング路とクラシックカー・ラリーを楽しむカーライフを過ごしていくだろう。もちろんそのときも、お気に入りの服や髪型で思う存分のオシャレをしているに違いない。
文=高桑秀典 写真=山下亮一
(2021年2・3月合併号)
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