ベース・モデルとなるBMW5シリーズの変更を受け、アルピナB5もマイナーチェンジを実施。日本での販売を開始された。今回の変更では、アルピナ自慢の走りや環境性能を向上させながら、価格を従来モデルから据え置かれるとともに、車名も従来の「B5ビターボ」から「B5」へと変更されている。
従来モデルとの大きな違いはベース・モデル。これまでは「ラグジュアリー」グレードを用いてアルピナ仕様に変更していたが、新型からは5シリーズ・ベースのアルピナとしては初めて「Mスポーツ」グレードを使用している。
エクステリアは、見た目は派手ではないものの、しっかり効きそうなエアロ・パーツとスポーク・タイプの大径ホイールを組み合わせた、いつものアルピナ・スタイル。従来比で、ボディ・サイズは全長が20mm延びた。また、車両重量はリムジン(セダン)が40kg、ツーリング(ワゴン)が20kg増加している。
エンジンもこれまでのB5同様、BMW4.4リッターV8ツインターボをベースにアルピナが独自のチューニングを施したもの。最高出力は13psアップし、621ps。先に発売された新型BMW・M5コンペティションの625psとほぼ同値だ。0-100km/h加速タイムはリムジン、ツーリングとも0.1秒短縮され、リムジンが3.4秒、ツーリングが3.6秒。最高速度は従来モデルと同じリムジンが330km/hとツーリングが322km/hに到達する。
注目に値するのは燃費性能だ。従来モデルはJC08モードでリムジンが8.2km/リッターとツーリングが7.8km/リッターだったが、新型はWLTCモードで8.7km/リッターと8.4km/リッターへとそれぞれ改善されている。
日本仕様は、先進運転支援システムの「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」と、「レザー・フィニッシュ・ダッシュボード」を装備。セダンとツーリングとも左ハンドルが標準で、価格はリムジンが1898万円、ツーリングが1977.9万円となっている。なお、右ハンドル仕様は41万円高で選択が可能だ。
文=関 耕一郎
(ENGINEWEBオリジナル)
無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。
無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。
advertisement
PR | 2025.10.17
CARS
スタイリストの森岡弘さんに聞きました フィアット・ドブロに乗る人っ…
2025.10.10
WATCHES
【188本限定】ルイ・ヴィトン初の腕時計「モントレ」がついに復刻!…
PR | 2025.10.10
CARS
そのデザイン&パフォーマンスに理由あり!「MINIクーパー5ドア」…
2025.10.18
LIFESTYLE
都心のクルマでランチならここ! 広尾のビストロ「d’ici(ディシ…
PR | 2025.10.08
LIFESTYLE
アートを愛でる幸福な週末 海外でも話題のUNDULATIONを…
2025.09.27
LIFESTYLE
HONDA PRELUDE × PRADA スタイリスト・祐真朋樹…
advertisement
2025.10.16
とろけるようにしなやかなのに、飛ばすほどフラットになる乗り味に感動 島下泰久(自動車評論家)が2位に選んだ普段の足にしたいクルマとは
2025.10.15
トップ3はすべて日本車! なかでも1位は意外なあのクルマだ 島崎七生人(自動車評論家)が選んだマイHOT20のランキング
2025.10.14
還暦過ぎのリアルなクルマ選び! ライターの塩澤則浩が1位に選んだ買った後も人生楽しく過ごせるスポーツカーとは?
2025.10.13
次期「レクサスLS」はなんと6輪ホイールのミニバンに【JMS2025で公開!】LSの“S”はサルーンの“S”ではなく、スペースの“S”へ
2025.10.12
GR SPORTグレードで1.8リッター・ハイブリッドが選べるようになった!トヨタC-HR(2026年モデル)欧州でデビュー