2021.08.11

CARS

スタイル重視のお洒落なワゴン登場 フォルクスワーゲン・アルテオンがマイナーチェンジ

パサートをベースに4ドア・クーペに仕立てたフォルクスワーゲン・アルテオンがマイナーチェンジを実施。新たに追加されたワゴン・タイプのシューティングブレークとともに日本にやってきた。

日本でも人気の4ドア・クーペが進化

4ドア+大型リア・ハッチを備えるファストバック・スタイルを有するアルテオンは、メルセデス・ベンツCLSやBMW4シリーズ・グランクーペ、アウディA5スポーツバックと同じ4ドア・クーペにカテゴライズされるモデル。2017年に日本市場へ導入され、ライバルと比べて手頃な価格設定もあり、人気を博した。







よりシャープなデザインに

今回の変更では、流麗なクーペ・フォルムはそのままに、ヘッドライトおよびテールライトや前後バンパーの形状を見直すことで、エクステリアをよりシャープな印象へと刷新している。

インテリアでは、ステアリング・ホイールやダッシュボードのデザイン変更や、エアコンの操作パネルのデジタル化などが実施された。また、ハーマンカードン社と共同開発した700W+11スピーカーのオーディオをオプションに加えている。







クーペよりもカッコいい!?

今回の変更における一番のトピックである新規モデルのシューティングブレークは、長いルーフと傾斜の強いリア・ウインドウを持つスポーティなワゴン。荷室容量はファストバックの563〜1557リッターに対し、565〜1632リッターへと増加し、後席の頭上空間も拡大されている。

パワートレインは全車共通。エンジンは272ps/350Nm を発生する2.0リッター直4ターボで、湿式多板タイプのデュアルクラッチを用いた7段自動MTを介して4輪を駆動する。同一車線内での全車速運転支援システムの「トラベルアシスト」、いわゆるアクティブ・クルーズコントロールをはじめ、運転支援装置はVW最新のものが装備されている。

4ドア・クーペ、シューティングブレークとも、スポーティなRライン、その上位グレードとなるRライン・アドバンス、ラグジュアリーな仕立てを持つエレガンスの3グレードを用意する。価格はアルテオンが567.9万円〜624.6万円、アルテオン・シューティングブレークが587.9万円〜644.6万円。









文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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