2021.08.19

CARS

これが最後のR35GT-Rニスモか!? 2022年モデルの価格が発表されたが既に完売

日産が4月の先行公開した2022年モデルの「GT-Rニスモ」と、「GT-Rニスモ・スペシャルエディション」の価格を発表した。ただし、すでに予約件数が生産予定台数に達しており、正式の発売を待たずに受注は終了している。

「ニスモ・スペシャルエディション」は2464万円

価格はニスモが2420万円、ニスモ・スペシャルエディションが2464万円。300件以上の予約のうち、99%がスペシャルエディションで、さらにその約半数が新たに設定された専用ボディ・カラーの「ニスモ・ステルスグレー」だったという。







エクステリアはカーボンを多用したニスモ専用デザイン

いずれもエンジンは600ps/652Nmを発生するニスモ専用チューンの3.8リッターV6ツインターボで、ドライブトレインはデュアルクラッチ式6段自動MTを用いた4輪駆動。制動力とコントロール性を高めたカーボンセラミック・ブレーキを装備し、ボディ剛性の向上も図られている。

ボディには、ボンネットやフロント・フェンダー、前後バンパーやリア・ウイングだけでなく、ルーフやトランク・リッドに至るまでカーボン素材を多用して重量を削減。前後バンパーやフェンダーなどの形状もエア・フローを改善するニスモ専用となっている。

スペシャルエディションはエンジン部品の重量バランスの精度を高めている。また、カーボン製ボンネットがクリア塗装され、リムに赤いデコレーションの入った専用品のレイズ製アルミ鍛造ホイールを装着することでノーマルのニスモと差別化。アルミのネーム・プレートもスペシャルエディション専用の仕立てとなっている。









文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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