2021.10.02

CARS

ロータス・エリーゼ・スプリント220がエンジン・ホット100で第5位! 多くの選考委員が生産終了惜しんだ

2021年版エンジン・ホット100の第5位は、兄貴分のエキシージやエヴォーラともどもついに生産を終えることが発表されたロータス・エリーゼが獲得。25年もの長きにわたって楽しませてくれたことに感謝し、多くの選考委員が票を投じた。ジャーナリストのコメントとともにエリーゼの魅力をお伝えする。

アルピーヌA110との共通点

現在所有するアルピーヌA110はロータス・エリーゼとよく似ている。このクラスのミドシップ・カーはリア・サスペンションがストラットであることが多い中で、両車とも4輪ダブル・ウィッシュボーンとして豊かなストロークで路面を捉えていくタイプ。だからいかにもライトウェイト・スポーツらしいヒラヒラと舞うようなハンドリングが楽しめて、路面変化への対応力も高い。A110開発時、一番最初のテスト・カーはエリーゼを元に改造したものだったことは、いかに構成やコンセプトが似ているかの証でもある。



ただし、基本の設計年次が20年以上違うから、実力ではA110が上回る。エリーゼはフェイズIIになる際にリア・サスペンションを大改造しているものの、それでも容量には限りがあるゆえ微妙にアンダーステア気味なところがあり、A110のほうが気持ち良く曲がってくれる。そういう認識でいたのだが、最終のエリーゼ・スポーツ220IIをA110と乗り比べて驚いた。もともと優れていたハンドリングが、さらにバランスが良くなったようにさえ感じられ、ノンパワーのアシストのステアリングも手伝って、ダイレクト感やナチュラルなフィーリングではA110をも寄せ付けない。

「乗り降り大変、荷物乗らない……文句を言ったらキリがないが、ハンドリング、サウンド、気持ち良さを並べてもキリがない。公道で楽しむピュア・スポーツとして傑作中の傑作」と大井さんはいうが、まさにそう。デイリーユースはA110の圧勝だが、“ピュア”なスポーツカーという意味ではエリーゼに軍配があがる。登場時は120馬力しかなかったがパワーが2倍近くなっても破綻をきたすことがないどころか、むしろちょうどいいぐらいに感じるのも、基本設計が優れているからだろう。

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