2021.10.12

CARS

新型ルノー・カングーに強敵出現!? 日産の新しい商用車、タウンスターが欧州でデビュー

日産は欧州市場の小型商用車戦略の一環として新しい商用車、「タウンスター」を投入する。日産とルノーとのアライアンスによって製作されたCMF-Cプラットフォームがベースで、新型ルノー・カングーの兄弟車に当たる。

新型ルノー・カングーの日産版

「ニッサン・ネクスト」と銘打った事業構造改革に基づいて誕生したタウンスターは、先代の2代目カングーをベースに欧州のみで販売されているNV250と、商用電気自動車(EV)のe-NV200の後継モデルとなる。130ps/240Nmの1.3リッター直4ガソリンと、245Nmで航続距離285kmのバッテリーEVをラインナップし、バンのほか乗用仕様のワゴンも用意する。





「日産顔」を移植

外観はカングーをベースにフロントまわりを中心にリデザイン。フロント・グリルはEV仕様が日産アリアの要素を盛り込んだ組子模様で、ガソリン車は織り模様を採用。また、ガソリン車のフロントまわりの空気抵抗を低減するエアカーテンが導入された。グリルの中央にも配される日産のエンブレムは新しいデザインが欧州向け車種で初めて取り入れられた。

大型スライド・ドアからもアクセスできるバンの荷室は、最大床面積3.9平方メートルのスペースに可動式パーティションを装備。ユーロパレットと呼ばれる1200×800mmの木製パレットを2つ収められ、800kgの荷物を運搬できる。最大牽引能力は1500kg。さらに室内にオフィス・ツール収納スペースを設定するなど、さまざまなビジネスシーンを想定して使い勝手が追求された。ワゴンはシートやドアトリムなどが乗用向け仕様となる。





EVは「プロパイロット」を装備

トレーラースウェイ・コントロールやインテリジェント・エマージェンシー・ブレーキなど20種類以上の運転支援装置を搭載。ガソリン車にはインテリジェント・クルーズコントロール、EVにはプロパイロットとプロパイロット・パーキングを装備するなど、商用メインの車種としてはこれまでにない充実が図られている。スマートフォンのミラーリング機能などといった最新のコネクテッド技術も備わる。

今後は上位モデルのNV300とNV400を新型車のプリマスターとインタースターへ置き換えるなど、欧州市場における小型商用車ラインナップをこれまで以上に強化する予定だ。







文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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