2021.04.14

CARS

ボディ・サイズやエンジン・ラインナップなど、気になる新型ルノー・カングーの詳細が明らかになった

2020年末に概要が発表された新型ルノー・カングー。ボディ・サイズや搭載エンジンなど、その詳細が明らかになった。


ボディはさらに拡大

本国仕様のボディ・サイズは4486×1919(ドア・ミラーの付け根まで)×1838mm、ホイールベースは2716mm。日本仕様の2代目と比較すると、全長は約20cm、全幅は9cm、全高は3cmほど拡大し、ホイールベースも16mm延長されている。ただし、全幅はドア・ミラーの固定されている根元の部分を含む測定方法で計測された数値で、ボディの一番広いところで測る日本の測定方法では1800mmの後半程度になるのではとみられている。


乗用モデルは2列5座。90°開くフロント・ドアと615mmスライドするリア・ドアを採用。また写真を見る限り、乗用タイプは商用モデルに設定されるとアナウンスされていたセンター・ピラーレスではなく、左右ともにセンター・ピラーは存在するようだ。


相変わらず広大な荷室

室内はクラス最大という後席のレッグス・ペースをはじめ、大人3人が余裕を持って座れるスペースを確保。助手席と後席を収納することでフラットな荷室スペースを作ることができる。積載容量は5人乗車時が775リッターで、後席と助手席を畳んだ最大時は3500リッターまで拡大。積載フロア長は5人乗車時の1030mmから助手席を倒したときの2700mmまで拡大できる。また、キャビン内には19.4リッターの頭上収納をはじめ、ドア・ポケットやセンター・コンソールなどアクセスのしやすさも追求した合計49リッター以上の収納スペースが用意されている。また、工具なしでどこでもアタッチメントを固定できるという革新的なルーフレールは、80kgまでの積載が可能だ。



インパネはより乗用車らしく

横基調のインパネは今まで以上に乗用車ライクなデザインを採用。使用している素材をはじめ、質感も上がっているようだ。メーター・パネルは2眼式の指針式で、速度計とエンジン回転計の間には車両情報などを表示する4.2インチもしくは7.0インチの液晶パネルが備わる。インパネ中央にはナビゲーションなどを表示する8インチの液晶パネルを装備。空調は前席が2ゾーン・タイプの温度調整機能付き、後席は2つの送風口と足元のヒーター・ノズルを装備。先代比で11%厚いウインドウ・ガラスや遮音材の見直しにより静粛性を高め、6スピーカーを標準装備して、乗用車ユースに見合った快適性を追求している。また、ドライバー・アシスト機能はアダプティブ・クルーズコントロールや駐車支援装置など新たに14のデバイスを標準採用した。


日本仕様は1.3リッター・ターボか

エンジン・ラインナップは、100psと130psの1.3リッター直4ガソリン・ターボと、75ps/95ps/115psの3種類の1.5リッター直4ディーゼル・ターボの計5機種。トランスミッションは6段MTのほか、130psガソリンとディーゼルの上位2機種にはデュアルクラッチ式7段自動MTのDCTを設定する。


最新世代エンジンの搭載に加え、アルミ製ボンネットによる軽量化や、床下のフラット化による空力性能の改善、前後LED式ライトの採用による省電力化などにより、燃費性能を向上。また、2022年にはEV仕様の追加が予定されている。


生産は既報の通り、フランス・モブージュ工場で行われる。発売は早ければ6月ごろとなる予定だ。


文=関 耕一郎


(ENGINEWEBオリジナル)

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