2021.10.17

LIFESTYLE

家の中も外もアーチがいっぱい! ザ・ビートルが似合うお洒落な家

ミニマルな雰囲気がおしゃれなチャコールグレーの家。その外観だけでなく、家の内部にもアーチ状のデザインが至るところにちりばめられていた。

不思議な感覚に包まれる

埼玉県朝霞市で会社を経営する阿蘓貴博さん(47歳)一家のお宅は、なんとも個性的なデザインだ。外観は、チャコールグレーで生活感が感じられないミニマルな雰囲気。そして玄関と窓の上部には外国風のアーチが。家の前に停められた、黒いフォルクスワーゲン・ザ・ビートル2・0Rラインマイスター(2018年製)の屋根も同じ形だ。ポストの上部も弧を描いている。アーチを多用したデザインは、家の内部にも続く。玄関ドアを開けると、正面のリビングへのドアは勿論。途中の廊下にも、至る所にアーチが。圧巻は、天井高5mのリビング・ダイニングだ。大空間の壁に、10ものアーチ状の開口部がある。もちろん中庭の壁の半透明の窓も同じ意匠だ。ローマの伝統的な建物に居るような、ちょっと不思議な感覚になる。阿蘓さんは、よくぞここまで建築家の提案を受け入れたものだ。実はこの家を設計したのは、弟の阿蘓俊博さん。家作りに、お兄さん夫妻の愛情を感じた。

玄関扉と窓の上にあるアーチの意匠は、家の中までも続く。クルマの屋根も、ポストの上もアーチ。

建築家にとって、自邸や親・親戚の家の設計は、またとないチャンスだ。歴史を見ても、多くの建築家がそうした機会をとらえ、出世作をものにしている。弟さんがこの家を手がけたのは30代後半だった5年前。この時期、建築を自由に設計できるのは本当に恵まれている。結果この家は、テレビ番組『渡辺篤史の建もの探訪』や、海外の著名な建築サイトで紹介されるなど、内外で高い評価を得ることに。弟さんの出世作と言って良いだろう。因みに特徴的なアーチは、阿蘓さんの強い希望を実現させた訳ではない。ふと口にした「カーブのイメージ……」を弟さんが具現化させたものだ。それが、大きな効果を生んでいる。

アーチのある開口部が数多く設けられたリビング・ダイニング。この意匠のお陰で、キッチンの開口部もお洒落に見える。

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