2021.11.09

CARS

エンジン編集部のちょっと古い911のタイヤを交換しました!【ポルシェ911(996型)長期リポート♯47】





答えてくれたのは、モータースポーツダイレクターの小田島広明氏とマーケティング部ブランド戦略マネージャーの大河内昌紀氏。誌面の都合でお二人の話をまとめて記させていただくが、ポルシェとミシュランの関係はすでに356の時代から始まっており、当時から標準装着されていた記録があるという。しかし、ハッキリとNマークが付いたのは80 年代終わりの964型911からで、ポルシェ社側の要請によるものだったのだそうだ。当時、911がモデルを追うごとにパワーアップしていく中で、RRという特殊なレイアウトからくるトリッキーな挙動をどう消していくかにポルシェは腐心していた。そして、タイヤ・メーカーにもそれをサポートするチューニングを求めた。その結果、新車はもちろんリプレイスでも自分たちの設計思想通りのクルマに乗ってもらうために、認証タイヤにNマークを付けて他のタイヤとの違いを明確化することを要求したというわけである。

ポルシェとミシュランの関係はその後さらに強固なものとなり、モータースポーツの分野では90年代半ばに、ル・マンに向けた911GT1の専用タイヤの開発を共同で行っている。GT1はホモロゲーション・モデルとして市販もされたので、公道走行も視野に入れての開発だった。



そうした歴史の中で、2002年に両社は包括的なグローバル・パートナー契約を締結。現在でもポルシェ・カレラ・カップのタイヤをミシュランのワンメイクとするなど、ポルシェの公認タイヤはミシュランという密接な関係が続いているのだ。

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