2021.11.09

CARS

販売絶好調のトヨタ・ライズ、ダイハツ・ロッキーに待望のハイブリッド登場

ダイハツ・ロッキーと兄弟車のトヨタ・ライズが一部改良を実施。シリーズ初のハイブリッド・モデルを設定するとともに、新型エンジンを採用するなどの変更が行われた。

ハイブリッドはトヨタ方式とは別モノ

ロッキーとライズに搭載されるハイブリッドは、トヨタ車の主流であるシリーズパラレル式のTHSではなく、エンジンで発電してモーターで駆動するシリーズ式を採用。部品のレベルではトヨタの技術やパーツを用いているが、システム全体はダイハツが独自に開発したものだ。





1.2リッター直3で発電し、モーターで走る

発電用のエンジンは今回新たに開発された1.2リッター直3で82ps/105Nmを発生。エンジンの横に置かれる駆動用モーターの出力は106ps/170Nmで前輪を駆動する。発進加速度は従来の1.0リッター・ターボ比で約2倍という強力なダッシュと優れたレスポンスを有している。低速でのクリープ走行や、アクセル・ペダルのみでの車速コントロールがしやすくスマートペダルを採用するなど運転のしやすさへの配慮も怠っていない。

また、40km/h以下でアクセル開度が20%までならエンジンを稼働させないようにすることで、高い静粛性と、WLTCモードで28.0km/リッターという低燃費を実現。ちなみに、エンジン車の燃費は20.7km/リッターとなっている。駆動用バッテリーは後席下へ配置し、キャビンや荷室の広さを損なわないパッケージングを完成させた。



前輪駆動には新エンジンを採用

また、これまで前輪駆動(FF)、4輪駆動(4WD)ともに1.0リッター直3ターボが搭載されていたが、今回の改良でFFモデルはハイブリッドと同じ新開発の1.2リッター直3に変更された。この新エンジンはクランク軸方向の長さを1.0リッター並みに抑えたコンパクト設計で、部品点数を減らすなどにより軽量化も果たしている。WA-VE型と呼ばれるエンジン・モデル用の出力は87ps/113Nm、ハイブリッド用のWA-VEX型よりも高出力な設定になっている。





運転支援装備も進化

新しいパワートレインの追加と同時に、予防安全機能のスマートアシストを増強。さらに、旋回中にアウト側へ膨らむと内輪を制動して走行ラインを補正するCTA(コーナリング・トレール・アシスト)を装備。また、電動パーキング・ブレーキを導入したことで、全車速追従機能付きACC(アクティブ・クルーズコントロール)に停車保持機能を追加している。

今回登場した1.2リッター車とハイブリッド車はFFのみで、4WD車は既存の1.0リッター・ターボを引き続き搭載する。価格は、ロッキーが166.7万円~234.7万円、ライズが170.7万円〜232.8万円。

文=関 耕一郎





(ENGINE WEBオリジナル)

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