2022.01.29

CARS

これが世界のポルシェの聖地だ!! ヴァイザッハのポルシェ研究開発センターのテスト・コースを初めて走った!

ドイツ・シュトゥットガルトにあるポルシェ本社から西に15kmほど離れた小さな町ヴァイザッハ。そこにポルシェがつくるすべての車両の研究開発を行う巨大施設およびテスト・コースがある。ーー千葉県木更津市にあるポルシェ・エクスペリエンスセンター東京が日本のポルシェの聖地なら、ヴァイザッハは世界のポルシェの聖地だ。雑誌『エンジン』の貴重なアーカイブから、2013年に行われた911の50周年記念イベントで、編集長のムラカミがヴァイザッハのテスト・コースを自らドライブしたときのリポートをお送りする。

ポルシェ車のゆりかご「ヴァイザッハ」

この10年あまりの間に、何度も取材でヴァイザッハの研究開発センターを訪ねてきた。そして、ほとんどその度に、その時々の最新モデルをテスト・コースで体験させてもらった。ただし、居場所はいつも助手席である。ポルシェのテスト・ドライバー(といっても、開発エンジニアが兼ねている場合が多いのだが)が運転するテスト・カーの助手席に乗せてもらって、一周3km弱のコースを全開走行する。この同乗走行を体験する度に、ポルシェのエンジニアたちの運転技量の高さに感心するとともに、ポルシェ車のゆりかごとも言うべきテスト・コースの過酷さに舌を巻く思いをしてきた。



とにかく、全体的に壁が近い。運転を少しでもミスしたら、すぐに大クラッシュ事故に直結しそうだ。しかも、激しいアップ・ダウンあり、滑りやすいコーナーあり、姿勢を乱しやすい高速コーナーありで、助手席にいても一瞬も気が抜けないくらい緊張する。しかし、シートにしがみつきながらも、叶うことなら、一度だけでも自分でステアリングを握って、このコースをポルシェで走ってみたいと思い続けてきたのである。

そして今回、なんともあっさりと夢が実現してしまったのだ。しかも、試乗車はポルシェ・ミュージアムが手塩をかけて動態保存している極上の歴代911。ポルシェ・フリークが聞いたら目を剥きそうな、貴重な経験をさせてもらったことになる。

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