2021.11.20

CARS

鬼の居ぬ間にシトロエン・ベルランゴが特別仕様車を発表 リップカールとコラボでサーファーにおすすめ

現在、現行モデルがほぼ完売し、新型の導入は来年以降ということで、実質的に休眠状態にあるルノー・カングー。そんな鬼の居ぬ間に、カングー最大のライバルであるシトロエン・ベルランゴが特別仕様車を設定した。

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サーフブランドの「リップカール」とのコラボ第2弾

「サーフエディション・バイ・リップカール」。サーフブランドの「リップカール」とのコラボレーションは4月に発売されたC3エアクロスSUVに続く第2弾となる。約2.7mの長尺物が室内積載でき、サーフボードの運搬にも適したベルランゴはC3エアクロス以上にリップカールに相応しいモデルだ。



新色のグレーにイエローのアクセントを組み合わせる

ベースとなるのは上級グレードの「シャイン」で、ボディ・カラーは「グリ・アルタンス」と呼ばれるベルランゴで初めて採用されるグレーメタリックで、太陽や砂浜を想起させるマットイエローをフロント・バンパ―やボディ・サイドのエアバンプにアクセントとして取り入れている。

外観は、前後バンパーとドア・ミラー、ホイールをブラックで統一。フロント・ドアにリップカールウェーブと呼ばれるリップカール・ブランドのシンボルマークを、またリア・クオーターウインドウにリップカールのロゴを、それぞれ配置している。

内装はダークグレー基調で、シートのアクセントにもイエローが用いられている。フロアマットもリップカールのタグがついた専用アイテムとなる。



ベルランゴ初採用の機能装備も追加された

また走りに関する部分では、走行モード切り替え機能の「グリップコントロール」を日本仕様のベルランゴとしては初めて採用された。ラリーで得たノウハウを活かしたトラクションコントロールの進化版で悪路走破性を向上する制御デバイスだ。砂浜で役立つ「サンド」モードをはじめ、5つのモードが設定されている。

エンジンはベースモデルと同じ1.5リッター直4ディーゼル・ターボで、130ps/300Nmという出力も変わらない。変速機もベースモデル同様に8段ATを組み合わせる。

価格は364.9万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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