2021.12.01

WATCHES

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スタイルのある時計が欲しい! MORITZ GROSSMANN(モリッツ・グロスマン)篇

クルマは移動の手段としても役に立つだけでなく、退屈な日常をウキウキした気分に変える不思議な魅力を併せ持っている。 時計も同じだ。時刻を知る道具であることを超えて、着けるだけで生活に彩りを添えてくれる良きパートナーでもあるのだ。だからこそクルマも時計も、自分に合ったスタイルのある1台、1本を選びたい。そんな想いを込めて、アナログの深淵に触れるモリッツ・グロスマンの魅力を時計ジャーナリストの柴田充が解説する。

デジタル全盛のいまこそドイツ時計の哲学と過ごしたい

最近メルセデス230Eに乗った。よく整備された個体は素晴らしく、とても40年近い年月を感じさせない。走りもさることながら、それ以上に感動したのがコントロールパネルのデザインだ。押す、回す、ひねる、スライドさせるという指先の動きと作動が一体化し、まさに直感的に操作できる。論理的であり、工業製品に対する本来の姿勢をあらためて感じた。モリッツ・グロスマンから伝わるのもそんなドイツの哲学だ。

「デイト」は文字盤の外周にカレンダーを備える。文字盤に無粋な穴を開けない美学と、針で表示を隠さないという機能主義だ。しかもブラケット表示で日付もひと目でわかるという徹底ぶりに深い洞察がうかがえる。それは理系出身の琴線に触れることだろう。あるいはIT系のデジタルを生業とする人ほどこのアナログの深遠に魅 かれるかもしれない。オンタイムはスマートウォッチでも自分だけの時を過ごすにはこんな時計を着けるのがいい。日付はいつでも前後に進められるので、止まっていても簡単に設定でき、複数の時計を使い分けていても実用的な安全機能だ。この先、年齢を重ねるほどこの時計の滋味がより深く味わえるに違いない。その針は未来を刻んでいるということだ。


デイト
無垢のシルバー文字盤に、ブラウンの針とブラウンバイオレットのブラケットマーカー、そして日付にはブルーのさり気ない差し色を入れる。カレンダー表示は一段落とし、時刻表示と明確に分けることで視認性を妨げない。カレンダー機構は時刻とは独立した構造で、パーツ点数を抑え、シンプルに設計することで機械的ト ラブルを防ぐ。これも長く使い続けるための配慮だ。 手巻き。ローズゴールド、ケース直径41mm。517万円。


シースルーのケースバックからは職人の手作業によって仕上げられた美しい2/3プレートのムーブメントの姿が。脱進機を固定するテンプ受けに施された彫刻は見る者を虜にする。

今冬には特別な限定モデルも登場!


ハマティック・ヴィンテージ ゴールドハンド
ブランドを代表するモデル「ハマティック」の特別限定モデルが今冬入荷予定となる。特徴は濃いグレーのアンスラサイト色のラッカーをジャーマンシルバーのダイアルに何度も塗り重ねた“Black-or”ダイアルと18Kゴールドの針。艶のある黒いダイアルにローズゴールドの針の組み合わせが美しさと高い視認性を実現させている。また、ムーブメントも中央部が大きく開いたハンマーフレームを用いた振り子式自動巻き機構を搭載しているのも見逃せない。まさに時計愛好家垂涎の一本だといえよう。自動巻き。18Kローズゴールド、ケース直径41㎜。世界限定8本。660万円。

◆モリッツ・グロスマンの詳細情報はコチラ◆


問い合わせ=モリッツ・グロスマン ブティック Tel.03-5615-8185

文=柴田充 写真=近藤正一 スタイリング=石川英治(T.R.S)

(ENGINE2022年1月号)

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