2021.12.13

CARS

日本経済を滅ぼす「電気自動車」推進の落とし穴とは? 気鋭のモーター・ジャーナリストが警鐘を鳴らす! 


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それはそれで彼らの戦略なのだから仕方がない。情けないのは、EV=二酸化炭素排出ゼロというわかりやすいストーリーにまんまとのせられた日本の大手メディアや政治家だ。「EVこそが地球温暖化を防ぐための唯一の回答」であり、「すでに世界はEVに舵を切った」のだから「オマエラもハイブリッドなんかに固執してないでEVを作れ」と、相手が作った不利なルールに自国の基幹産業を追い込もうとしている。さすがにそれはないだろう、というのが執筆の動機である。

念のために言っておくが、筆者はEV否定論者ではない。クルマ選びの選択肢のひとつとして徐々に存在感を増していくとは思っている。しかし普及にはまだまだ時間がかかる。それまでの間、既存のインフラで機能するハイブリッド車を普及させていくことが日本の国益だし、世界の二酸化炭素削減にもつながる。いや、ハイブリッドに限らず、燃料電池、水素エンジン、バイオ燃料、e-fuelなど、あらゆる可能性を探って日本がリーダーシップをとれる環境を整えるのが本来の政府の役割というものだろう。世論が変われば政治も変わる。ぜひご一読いただきたい。



文=岡崎五朗

(ENGINE2022年1月号)



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