2021.12.03

CARS

スバル・レヴォーグWRX・S4と同じ2.4リッター・モデルが登場 

スバルがレヴォーグの一部改良を実施。2.4リッター・エンジンを搭載する上級モデルを追加したほか、装備類の見直しを行った。

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1.8リッターに対して98psアップ

新採用されるエンジンは、新型車のWRX・S4にも搭載される新開発のFA24型と呼ばれる2.4リッター水平対向4気筒直噴ターボで、最高出力275ps/5600rpm、最大トルク375Nm/2000〜4800rpmを発生。既存の1.8リッター・フラット4に対して98ps/75Nmのアップとなる。トランスミッションは専用設定となるスポーツドライブに合わせた特性を持つCVTを採用。駆動方式はもちろんスバル自慢の4WDだ。



新グレード、STIスポーツRに搭載

2.4リッターの新エンジンを搭載するのは新規グレードの「STIスポーツR」。内外装は1.8リッターに設定される「STIスポーツ」と共通で、ブラック塗装+切削加工の18インチ・アルミホイールと225/45R18タイヤ、フロントのバンパーとグリル、大型マフラーカッターなどを装備。標準仕様と運転支援装置や快適装備を拡充させた上位機種のEX仕様が選択できる。



運転支援装備のアイサイトXも進化

ラインナップ全体の変更点としては、GT-Hグレード以上にサンルーフがオプション設定されたのがトピック。また、ドアロックしていても運転席スイッチでパワー・リアゲートを開閉できるようになった。ボディ・カラーは、ホワイト系、ブルー系、レッド系の新色が追加されている。

運転支援システムのアイサイトXも仕様を変更。ドライバー異常時対応システムの作動で車線内に停車した場合、すべてのドアが自動解錠するようになった。車外からの救助を円滑にする機能だ。

価格は2.4リッターの新グレード、STIスポーツR が438.9万円と477.4万円、既存の1.8リッター・モデルは310.2〜409.2万円となっている。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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