2021.12.18

CARS

販売台数はたったの9台 モーガン最後のV8モデル「プラス8・GTR」登場

モーガンがV8エンジンを搭載した「プラス8・GTR」を発表。その1号車がお披露目された。プラス8は2018年に生産が終了しており、3年ぶりの復活となる。

未使用のシャシーを用いて製作

プラス8・GTRは、レース車両用に製造され、すでに販売済みだった9台分のプラス8用シャシーが未使用のまま残っていたことから企画されたモデルだ。それをモーガンが買い戻し、製作を行った。シャシーは9台分しかないため、9台のみの限定販売となる。



1990年代のレースカーがモチーフ

デザインはレーシーで、かつてのプラス8には見られなかった高いショルダーラインや、センター・ロックの5スポーク・ホイールなどを備える。1号車に塗られたヤスマリーナブルーのボディ・カラーは、1990年代に製作されたビッグブルーの愛称で知られるレースカーへのオマージュ。このクルマは自社初のアルミ接着シャシーのテストベッドともなったマシンだ。



モーガン史上最強のエンジン

エンジンは2012年から2018年まで生産されていたプラス8と同じくBMW製N62型4.8リッターV8を搭載する。ただし、チューニングを見直すとともに、砲弾型2本出しスポーツ・エグゾーストの採用などにより、13psアップとなる380psを発生する。これはモーガン歴代最強のスペックだ。

残存するシャシーはすべて、このプラス8・GTRとなる。しかし、いずれも顧客の希望に沿って仕立てられるため、細かい仕様はそれぞれ異なるものになるという。年内にあと数台を仕上げ、そして2022年第1四半期にはラストの9台目が完成する見込みで、これをもってV8モーガンは正真正銘の幕引きを迎えることになる。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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