2023.02.05

CARS

「旧車との付き合いは修行みたいなもの」痛い目にも遭うけど、それも楽しいというオーナーは、71歳でサーキットも走る超がつくクルマ好き!! ガレージはまるでテーマパークだった!

ケータハム・セブン・スーパースプリントやフィアット600、フォーミュラ隼が並ぶガレージとオーナーの早瀬さん。

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サーキットを走るのが好きという早瀬さんが所有するクルマたちにも目を奪われるが、それ以上に心惹かれるのは、3つのガレージと広い庭で構成される趣味のスペースだ。まるで乗り物のテーマパークのようなクルマ好きには堪らない空間が広がっていた。全国津々浦々の自動車イベントやファンミーティングを取材し、旧車情報にも詳しいライターの高桑秀典がリポートする。

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御年71歳でフォーミュラカーでレースを楽しむスーパーカーガイ

「もともとレーシング・カートをやっていたので、サーキットを楽しく走れるクルマが好きなんです」

ガレージ内に置いてある50年前に愛用していたカートを見ながらそう話してくれた早瀬哲夫さんは御年71歳。17、18年前に手に入れたというスズキGSX1300R隼のエンジンと変速機を搭載する「フォーミュラ隼」でサーキット走行を楽しむ本格派で、ここ最近は走らせていないが、隼は現在もガレージの台座の上に飾っている。



レーシング・カートでレースに参戦していたときの愛車はホンダS600で、このクルマが自身初のスポーツカーだったという。エスロクにはハタチの頃から7年ぐらい乗ったそうだ。それ以降、これまでに40台以上のクルマを乗り継いできた。

「クルマのことが好きなので、いろいろ買ってきました。ちゃんと所有し、実際に使ってみないと本質が分かりませんからね。他者の評価を鵜呑みにしないことが大事で、信じてしまったことにより、たくさん裏切られてきました」

早瀬さんは長年の経験から、スポーツカーは、気持ちよく回るエンジン、素直なステアリング、気持ちよくきまるシフト、それっぽい排気音だけでなく、実用性も大切だと考えているという。

「旧車との付き合いは修行みたいなもの。痛い目にも遭ってきました。自分はそれを楽しめるからいいと思っているけど、やはりクルマそのものは気に入っていても、アフターサービスにケチがつくとクルマそのものもイヤになってしまうことはありますよね」

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