2023.02.05

CARS

「旧車との付き合いは修行みたいなもの」痛い目にも遭うけど、それも楽しいというオーナーは、71歳でサーキットも走る超がつくクルマ好き!! ガレージはまるでテーマパークだった!

ケータハム・セブン・スーパースプリントやフィアット600、フォーミュラ隼が並ぶガレージとオーナーの早瀬さん。

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市販の物置をリメイク

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早瀬さんは65歳までバイク・ショップを営んでいたこともあり、その名残りでレアな2輪のコレクションも多い。4輪と2輪があちらこちらに展示物のように置かれ、ヨーロッパのどこかにありそうなレトロな雰囲気を持つ自邸とガレージはまるで乗り物のテーマパークのようだ。

「クルマ好きが営んでいる工房にオーダーし、ガレージと庭を改修してもらいました。MG-TDなどを収納しているガレージは物置として使っていたスペースで、これを8年前にリフォーム。パンダなどを入れているガレージは、屋根だけで壁がない横から雨が吹き込んでしまう鉄骨の建物を6年前にリメイクしました。セブンなどを収めている幅9m×奥行6mのガレージですが、実はイナバの物置で、4年前に内外装を施工してもらいました」

広い庭に出ると大勢で楽しめるバーベキュー・セットがあり、ガレージの一角にはカフェでも経営しているのかと錯覚するほど本格的なキッチン・カウンターが備わる。早瀬さんのガレージはクルマを収めるだけでなく、人との交流を大切にしているのが手に取るようにわかるとても居心地のいい場所だ。早瀬さんと一緒ならクルマ生活がもっと楽しいものになるだろう。そう思いながら、クルマとバイクのテーマパークのようなガレージをあとにした。

文=高桑秀典 写真=郡 大二郎

長距離も快適で燃費もいいシトロエンC4ピカソは、ゴルフバッグを4つ積めるコンパクト・エクスプレスとして活躍中。今夏に新車で導入したパンダ・クロス4×4は奥さまも乗っており、平素の買い物にも使っている。その後ろにはイタルジェットのパッカウェイなど2輪のコレクションが並ぶ。


(ENGINE2022年2・3月合併号)
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