2022.02.25

CARS

テスラとガチンコ勝負 BMWの4ドアEVクーペ「i4」の日本導入開始

BMWが4シリーズ・グランクーペのバリエーションとして、電気自動車(バッテリーEV)のi4を追加し、日本での販売を開始した。

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ボディは4シリーズ・グランクーペを踏襲

i4はiX3に続く、内燃機関モデルをベースにしたEV。フロントのキドニー・グリルをはじめ、ディテールは異なるものの、ボディ自体は内燃機関モデルの改良版となる。全長4785mm×全幅1850mm×全高1455mm、ホイールベース2855mmというボディ・サイズもほぼ同じ。ただし、車両重量はかなり増え、最も軽い仕様でも2tを超える。



最強モデルのM50は544psのツインモーター

グレードは2機種、3タイプ。リアに340ps/430Nmのモーターを積み後輪を駆動する「eドライブ40」とそのMスポーツ仕様。さらに、フロントに258ps/430Nm、リアに313ps/365Nmのモーターを搭載しシステム総合出力544ps/795Nmの「M50」となる。いずれも駆動用リチウムイオン電池の容量は210.6Ah、総エネルギー量は83.9kWhで、一充電あたりの航続距離はeドライブ40が590km、M50が510kmだ。

バッテリー残量0%からの充電は、6.4kWのウォールボックスを用いた普通充電では約15時間で100%に達する。90kW急速充電では、約40分で80%、10分でeドライブ40なら約90km、M50では約75km走行できるだけの電力をチャージできる。また、150kW急速充電にも対応可能だ。



運転支援は最新版を搭載

ハンズ・オフ機能や、自動で直前のルートを最大50mバックすることも可能なパーキング・アシスタント、3眼式カメラ・レーダー高性能プロセッサーを用いる運転支援機能をセットにしたドライビング・アシスト・プロフェッショナルを標準装備。車載通信モジュールを用いたコネクテッド機能や、Amazon Alexaとの連携など、車外との通信機能も拡充が図られている。

納車は3月以降となる予定。価格は、eドライブ40の750万円からM50の1080万円まで。



文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)

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