2022.03.18

WATCHES

身銭を切って買いました! 時計ジャーナリスト・福田豊が選んだのは、 モリッツ・グロスマンの日本限定モデル!

毎年、数多くの新作を取材・批評する時計ジャーナリストも、元はと言えば単なる時好きに過ぎない。そんな彼らは実際にどんなモデルを購入しているのか。時計ジャーナリスト・福田豊が本気で惚れ込み、実際に喉から手を出そうとしている時計の魅力を語ってもらった。

小型、手巻き、カレンダーなしがたまらない魅力

購入した時計ではなく、購入し損ねた時計をご紹介する。なぜ購入し損ねたのかというと、数が少なく、間に合わなかったから。次回がもしあれば必ず間に合わせるつもりである。

その時計がモリッツ・グロスマンの「ベヌー 37 ジャパンリミテッドモデル」というモデル。名前のとおり、日本限定で数本のみが作られた。「ベヌー 37」は、これまた名前のとおり、37mm径の小型サイズが特徴。そして、モリッツ・グロスマンの多くのモデルがそうであるように、手巻きのカレンダーなし。この小型、手巻き、カレンダーなし、というのが筆者にはたまらない魅力なのである。

モリッツ・グロスマン ベヌー 37 ジャパンリミテッドモデル  ケース直径37mmの小型サイズで、オールサテンのステンレススティールケースというのも筆者の好み。全数字のアラビア数字インデックスも特別な仕様で、これも大きな魅力のポイントだ。針はモリッツ・グロスマンの真骨頂の手焼きで、数種の焼き色が用意された。手巻き。日常生活防水。完売のため参考商品。286万円(参考価格)。

さらに大きな魅力が、シルバーフリクションダイアル。銀の粒子と塩と水をブラシで擦り付け銀を蒸着させる伝統技法で、聞くところによると、グラスヒュッテでただひとりの高齢の職人がその技を持つのだという。そしてその職人が、気が乗らないと仕事を受けてくれないそう。弟子がいないため生産数も極めて少ないという。

だから、これと同様の仕様のモデルがまた作られるか否か、それはまったくわからない。でも、もしも作られるなら、次回はなんとしてでもぜひ買いたい。まずは貯金を始めるつもりだ。

ムーブメントの美しさもモリッツ・グロスマンの一大特徴。そしてこのモデルではエングレービングに初めて筆記体が使用されているのが注目点だ。

福田豊が身銭買いしたモリッツ・グロスマン ベヌー 37 ジャパンリミテッドモデル

ケース直径37mmの小型サイズで、オールサテンのステンレススティールケースというのも筆者の好み。全数字のアラビア数字インデックスも特別な仕様で、これも大きな魅力のポイントだ。針はモリッツ・グロスマンの真骨頂の手焼きで、数種の焼き色が用意された。手巻き。日常生活防水。完売のため参考商品。286万円(参考価格)。ムーブメントの美しさもモリッツ・グロスマンの一大特徴。そしてこのモデルではエングレービングに初めて筆記体が使用されているのが注目点だ。

福田豊:2021年は欲しい時計がたくさん登場したが、たくさんありすぎて絞り切ることができず、いまだに買っていない。CDやDVD、Blu-ray、書籍は相変わらず増殖中。棚も床ももう置くところがなくなってきている。

福田豊:2021年は欲しい時計がたくさん登場したが、たくさんありすぎて絞り切ることができず、いまだに買っていない。CDやDVD、Blu-ray、書籍は相変わらず増殖中。棚も床ももう置くところがなくなってきている。

文=福田豊

(ENGINE2022年2・3月合併号)

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